不動産投資と言えば何千万円という借金をして始めるもので、大きなリスクを負わなくてはならず、専門的な知識が当然必要であるというイメージをもっている方もいるのではないでしょうか。
物件選びからさまざまな契約、賃貸管理や入居者対応まで行うため、資産運用というより仕事になってしまうかもしれません。
ミドルリスク・ミドルリターンとは言われていますが、気になってはいてもためらってしまう方も多いですよね。
そんな中で、不動産投資を1万円という少額から始められる、少額不動産投資というサービスがあることをご存じでしょうか。
面倒な手間や専門知識も要らずに、すべてスマホ一台で完結できてしまう新時代の投資です。
従来の不動産投資のいい所だけを集めたようなサービスで、投資金額や目的に合わせて種類も豊富にあります。
この記事では、少額から始められるおすすめの不動産投資サービスをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
企業系ファイナンシャルプランナー。プライム上場の金融機関に勤務、主に住宅ローンの相談販売に携わる。顧客に対し最適資金計画を提案、マイホーム購入に関連する法令・税額控除制度等について説明。これらの経験を活かし金融・不動産に特化したライターとして活動中。
保有資格:1級ファイナンシャルプランニング技能士、宅地建物取引士、証券外務員1種、ビジネス法務エキスパート
宅建士が5社比較!不動産クラウドファンディングおすすめランキング
1万円からの少額からほったらかしで不動産投資ができる「不動産クラウドファンディング」が、年々投資家の間で広がってきています。
実際に筆者も10社以上&累計100万円以上不動産クラウドファンディングサービスに投資をしているわけですが、2023年現在、特におすすめしたいサービスの一つが「ASSECLI」です。
ASSECLIの主なメリット・特徴は以下の通り。
- 1万円の少額から投資ができる
- 今後も人口増加が見込める東京を中心とした首都圏の物件に投資できる
- 人気サービスと比べて応募率が低いため当選しやすい。(当選確率55%超※1)
- 6%以上の高利回りファンドを高頻度で組成し続けている。
- 過去に一度も元本割れがない(2023年2月時点)
※1当選確率の計算は「100%過去ファンドの平均募集率×100」で計算
COZUCHIなど人気が高く利回りも高いサービスは魅力的ですが、当選確率が10%以下のファンドも多く、結局抽選の手間だけがかかって現金を塩漬けにしてしまうケースも多いです。
ASSECLIは安定した高利回りファンドを組成しながらも、なんと55%以上(2023年2月時点)の高い当選確率を誇っています。
一般的な不動産クラウドファンディングの利回りは3~4%程度ですので、倍近い利回りを誇りながらも、当選しやすい穴場の不動産クラウドファンディングであるといえます。
ASSECLIに投資しようと思っても、すぐに投資を始めることはできません。事前に無料の投資家登録を実施しておく必要があります。
8%ほどの高い利回りファンドが募集された実績もあるため、高利回りファンドの投資機会を逃さないためにも、無料の会員登録を今のうちに済ませておくことをおすすめします。
少額不動産投資おすすめサービスランキング4選を比較
少額から始められる不動産投資サービスは大きく分けて4種類あります。
-
- 不動産投資型クラウドファンディング
- 不動産小口化商品
- ソーシャルレンディング
- REIT(不動産投資信託)
まずは、それぞれのリスクとメリットを踏まえて総合的に紹介していきましょう。
少額不動産投資おすすめ1.不動産投資型クラウドファンディング
安全度:★★★★☆
リターン:★★★☆☆
最低投資額:1万円~
開始までに必要な期間:1週間ほど
少額不動産投資として人気を集めているのが、不動産投資型クラウドファンディングです。
不動産投資型クラウドファンディングは、特定の不動産物件に運営会社と複数の投資家が共同で出資をして、配当を分配して利益を得る仕組みになっています。
プロの不動産会社が選んだ物件に出資をするだけでよく、面倒な管理や運用なども必要ありません。
サービス会社は50社以上あり、上場企業が運営するサービスもあるなど安全性も申し分ないでしょう。
1口1万円から投資ができて、金利の平均は4%~5%ほどです。
また、リスク対策として採用している「優先劣後システム」も安全性を高めています。
優先劣後システムとは、優先出資者に有利な条件で契約の締結を行う仕組みです。
投資家を優先出資者、サービス運営会社を劣後出資者と定義します。
もし不動産収入が減った場合や不動産価格が下がった場合も、運営会社の出資分が先に損失を吸収するため、投資家の出資金と利息は可能な限り守られるのです。
このように安全性が高い上、少額で始められてオンラインで完結する新しい不動産投資として、人気が高まり続けています。
少額不動産投資おすすめ2.不動産小口化商品
安全度:★★★★☆
リターン:★★★★☆
最低投資額:1万円~
開始までに必要な期間:2週間ほど
不動産投資型クラウドファンディングと似ている金融商品に、不動産小口化商品があります。
不動産投資型クラウドファンディングよりも厳しい条件を満たした事業者が運営しているため、安全性はさらに高いと言えるでしょう。
不動産小口化商品は特定の不動産物件に運営会社と複数の投資家で共同出資をして、家賃収入や不動産事業収益を受け取る仕組みです。
専門知識も賃貸管理などの手間も必要ありません。
最低投資額は1万円から100万円程度です。
したがって、「まとまった資金で投資したいが、従来の不動産投資のように数百万円かけたり、ローンを組んだりするのは嫌だ」という方に適しています。
リターンは7%など高金利の商品も多く、家賃収入のようにしっかりとした資産運用を始めたい方におすすめです。
優先劣後システムを採用しリスク対策もなされており、10年以上の実績をほこるサービスもある不動産投資サービスです。
少額不動産投資おすすめ3.ソーシャルレンディング
安全度:★★★☆☆
リターン:★★★★☆
最低投資額:1万円~
開始までに必要な期間:1週間ほど
ソーシャルレンディングとは、不動産業者など事業会社に融資をして金利を得る投資サービスです。
物件購入ではなく融資型となるため金利は高くなり、10%の高金利を設定しているサービスもあります。
サービス会社は20社以上あり、業界の規模も拡大の一途です。
不動産投資型クラウドファンディングのような優先劣後システムはありませんが、代わりにファンドごとに担保や保証を付けてリスク対策をしているサービスもあります。
また、海外の不動産関連のファンドに投資ができることも特徴です。
例えば、途上国の発展支援など社会性の高い投資ができる上に、12%以上の高金利が狙えるファンドもあります。
サービス会社によっては1万円、もしくはそれ以下からも投資が始められることも大きなメリットでしょう。
金利が高い分リスクも高まる場合がありますが、今まで一度も貸し倒れを起こしていないサービス会社はいくつもありますし、とてもおすすめのできる投資サービスです。
少額不動産投資おすすめ4.REIT(不動産投資信託)
安全度:★★★☆☆
リターン:★★★★☆
最低投資額:数万円~
開始までに必要な期間:3週間ほど
REIT(不動産投資信託)は、株式のように市場で売買が可能です。
市場が開いている平日の時間帯にトレードを行うことができる金融商品で、価格は毎日変動します。
従来の不動産投資や不動産投資型クラウドファンディングなどと異なるのは、10以上の不動産にまとめて投資をする点です。
ホテルやオフィス、首都圏、商業施設など、まとまりごとにREITの種類があり、ひとつの物件に投資をする不動産投資とは違います。
数万円から数十万円の単位で買えるため少額投資が可能で、値上がり益が狙える点を好む投資家も多いため人気が高まっています。
一方で、価格が下落して損をする可能性がある点や、具体的にどの物件に投資をしているのか分からない点は注意が必要です。
初心者にもおすすめの少額不動産投資サービス会社
少額から始められる不動産投資としてサービスの種類をお伝えしてきましたが、次にどの会社がおすすめなのか、具体的に紹介していきましょう。
おすすめできるサービス会社は複数ありますが、ここでは初心者の方に最初におすすめしたいサービス
-
- 不動産投資クラウドファンディング「COZUCHI」「TECROWD」「Ownersbook」
- 不動産小口化商品「みんなで大家さん」
- ソーシャルレンディング「Funds(ファンズ)」
をご紹介します。
おすすめ不動産投資クラウドファンディング1.COZUCHI
COZUCHIは、不動産クラウドファンディングの中でも高い利回りが特徴です。
利回り10%などのファンドも組成されてきました。
また、ファンドが作られるペースも早いため、月に何本もファンドが募集されます。
投資できるエリアは都心が多く、六本木や渋谷、品川などが何本も募集されてきました。
立地のよさ、高い利回り、たくさんある投資チャンスと、大人気のサービスとなっています。
累計募集額は263億円を突破しましたし、現在一番おすすめと言える不動産クラウドファンディングサービスです。
おすすめ不動産投資クラウドファンディング2.TECROWD
TECROWDは、海外に投資できる珍しい不動産クラウドファンディングサービスです。
モンゴルやカザフスタンに投資できます。
「新興国は危ないのでは?」と不安な方がいるかもしれませんが、すでに海外ファンドでも実績が出ていますし、運営会社は子会社をモンゴルに持っています。
海外投資の良い点は、日本ではなかなか難しい高い利回りです。
利回り10%も狙えるサービスとなっています。
ハイリスクハイリターン型ではなく海外に強みがあるTECROWDは、分散投資したい方にもぜひおすすめです。
おすすめ不動産投資クラウドファンディング3.Ownersbook
Ownersbookは、不動産クラウドファンディングサービスの中でパイオニア的存在です。
上記のCOZUCHIやTECROWDよりも早くからサービスを開始しています。
運営会社が上場している点も安心材料ですよね。
安定性と実績を重視する方にはおすすめできる、不動産クラウドファンディングサービスと言えます。
おすすめ不動産小口化商品「みんなで大家さん」
不動産小口化商品では「みんなで大家さん」がおすすめです。
すでに15年以上の実績があり、ファンドも70号以上募集されています。
1口100万円から投資ができて、金利は6%~7%ととても高い設定です。
初期投資額が他のサービスと比較すると大きいため、躊躇してしまう方もいるかもしれません。
しかし、その分配当金は多く受け取れるので、リスクをとりながらも資産を増やしたい方には魅力的にうつるでしょう。
サービスが始まってから過去一度も元本割れがないと公表しており、筆者は実際の投資家のブログなども確認して検証しましたが、実際に損をしたという話は見つかりませんでした。
分配金は2か月に1回振り込まれるため、定期的に分配金を受け取りたい方にはうれしいですね。
オンラインで完結できるサービスながらも、家賃収入という大家さんのメリットも享受できると言えるでしょう。
資金に少し余裕があり、しっかりと不動産投資のような資産運用をしたい方におすすめできるサービスです。
みんなで大家さんでの少額不動産投資の評判
100万円あったら何に使いますか?私は「みんなで大家さん」に一口出資かな。実質利回り約5.6%で、年間約56000円の分配金を貰い続ける。100万円あっても全然物足りない。
— Ryosuke (@JIJIFOX_004) June 29, 2019
おすすめソーシャルレンディング「Funds(ファンズ)」
ソーシャルレンディングで最初におすすめできる1社がFunds(ファンズ)です。
安全性はソーシャルレンディング業界で最高水準と言えるでしょう。
通常、ソーシャルレンディングの融資先は不動産会社、一般事業会社など多種多様です。
これに対しFundsは、上場企業または監査法人などの監査を受けた企業に限定して融資をします。
上場企業に貸付できる債券に似ているため、安全性は申し分ないですよね。
さらに、独自の回収スキームやリコースローンを導入してさらに安全度を高めています。
Funds自体も大手の金融機関や広告会社、ベンチャーキャピタルなどから出資をされているため、信頼性も非常に高いです。
初めてのソーシャルレンディングには、安全第一のFundsをおすすめします。
Funds(ファンズ)での少額不動産投資の評判
最近クラウドバンクとファンズで少額で分散投資を試験的に始めたんだけど、今日初めて分配金が入ってきた。投資金額が小さいからもちろん分配金も小さいけど基本、ほったらかしなことを考えたら、こういうのもチリツモだよな。まさに複利投資の礎(ちなみに少額積立投信もやってます。ホントに少額ね)
— 菅野 萌@相続投資家(占い×男女×投資) (@moe_sugano) August 7, 2020
従来型不動産投資のデメリット・欠点
従来の不動産投資にはメリットもありますが、やはりデメリットや欠点も多いですよね。
ここでは従来型の不動産投資の特徴
-
- 最低数百万円という資金が必要
- 契約や管理に相当な時間がかかる
- 専門知識や専門家が必要
について、それぞれ詳しく説明します。
従来型不動産投資のデメリット1.最低数百万円という資金が必要
従来型不動産投資の大きなデメリットは、最低でも数百万円という資金が必要になってしまうことですよね。
ローンを組んで数千万円という物件を抱えてしまうことは、大半の方にとって相当なリスクではないでしょうか。
不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンと言われています。
家賃収入が入ることで安定した収益が得られる点はメリットにもなりますが、ローンを組んでしまう時点でリスクが高まると考えることもできます。
資産を短期で急拡大させたい方には、レバレッジ効果としてのローンはむしろメリットですが、一般の投資家にとって、投資資金の大きさは懸念材料になるでしょう。
従来型不動産投資のデメリット2.契約や管理に相当な時間がかかる
従来の不動産投資では、物件を見つけるところから始まります。
さらに入居者を募集し、さまざまな契約や手続きを行い、入居後の賃貸管理まで行う必要があります。
これでは資産運用というより仕事になってしまいますよね。
家賃を受け取り軌道に乗るまでに相当な時間も取られるため、これらの作業が発生することは大きなデメリットでしょう。
従来型不動産投資のデメリット3.専門知識や専門家が必要
不動産は専門業者やプロが回している業界であり、知識も経験もない素人が入り込める領域ではありません。
賃貸管理だけではなく不動産の目利きや売買にも専門性が必要となりますが、専門業者を使えば手数料がかかります。
個人投資家が不動産投資を成功させるのは、非常に難しいと言えるでしょう。
少額不動産投資がおすすめのメリット4選
インターネットが可能にした少額不動産投資をお伝えしてきましたが、従来型不動産投資との違いも踏まえてメリットをお伝えします。
少額不動産投資のメリットは以下の4点です。
-
- 1万円から最短即日で始められる
- 面倒な作業が要らず時間がかからない
- 専門知識や専門家の助けがほぼ要らない
- 借金が必要ない(リスクが低い)
それぞれ詳しく説明していきましょう。
少額不動産投資おすすめメリット1. 1万円から最短即日で始められる
少額不動産投資の大きなメリットは、1万円から始められることです。
何年も貯めたお金を使ったり借金をする必要はなく、1万円で不動産投資を始められることは非常に画期的ですね。
また申し込みから最短即日で投資ができるため、はじめるまでに時間もかかりません。
まずは少額から経験を積んで、従来型の不動産投資に移行してもよいでしょう。
気軽に始められて学べるメリットは、とても魅力的ですよね。
少額不動産投資おすすめメリット2.面倒な作業が要らず時間がかからない
紹介した少額不動産投資は、面倒な作業はすべて運営会社が行ってくれます。
実際に物件に足を運ぶことなく、入居者とも一切やり取りせずに不動産投資ができるのです。
オンライン完結型の不動産投資は、時間や手間、ストレスがかからないという観点でも、メリットはとても大きいです。
少額不動産投資おすすめメリット3.専門知識や専門家の助けがほぼ要らない
専門知識や専門家の助けが必要ないことも、少額不動産投資のメリットです。
専門知識を学んでいる時間やコストは相当なものになるため、誰でも簡単に始められる少額不動産投資のハードルは非常に低いですよね。
専門業者が選んで管理までしてくれる物件に出資をする仕組みは、いいとこ取りと言えるでしょう。
少額不動産投資おすすめメリット4.借金が必要ない(リスクが低い)
従来の不動産投資とセットになるのが、銀行からの借入です。
数千万円というローンを組んだものの空室が発生したり、震災の被害を受けてしまったりした場合は、最悪借金だけが残るというリスクも考えなければなりません。
不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンで安全性は高いといわれていますが、それでも借金はいやですよね。
少額不動産投資ならば借金は必要なく、低リスクで投資を始めることができます。
お金を借りることにはメリットもありますが、大半の投資家には少額不動産投資の方が安全であり、おすすめできるでしょう。
少額不動産投資がおすすめの人
少額不動産投資は「不動産投資に興味があるけれど、投資金額の大きさや借金する可能性がある点が気がかりでためらっていた」という方におすすめできます。
1万円から気軽に始められるため、どなたでも不動産投資の経験ができます。
面倒な作業も専門知識も必要なく、準備にも時間がかかりません。
初心者の方はもちろん、投資先を広げたい方も効率的に投資ができるでしょう。
すべてオンラインで完結できる、どなたにもメリットのある新時代の投資と言えます。
少額不動産投資は今後も拡大していく見込み
不動産ファンドに関する健美家の見解
個人対象の不動産ファンドの市場規模が拡大するにつれて不動産業者の役割は投資不動産の販売者から投資家のために物件の選定、運営管理から売却までを一貫して行うアセットマネージャーに変化
不動産投資は小口化の時代へ https://t.co/wU6MCFePUJ #kenbiya
— 不動産テックラボ (@retechlabo) January 14, 2021
不動産投資は小口化が今後、さらに一般的になっていくという調査もあります。
不動産会社も、小口化商品の組成や管理の業務が増えていくかもしれません。
少額不動産投資の需要もさらに増えていくでしょう。
少額不動産投資ならすべてを任せられる
少額不動産投資は、下記の面倒な作業をすべて任せられます。
-
- 入居者の募集
- 契約の締結
- 更新
- 解約にまつわる業務
- 入居者のクレーム対応
- 家賃滞納の催促
など、非常に面倒な作業を通常の大家はやらなければなりません。
中でも、クレーム対応や家賃滞納の催促をやりたいという方はいないでしょう。
サラリーマンの方が副業として始めてしまったら本業にまで支障が出てしまいますし、退職金を使って不動産投資を始めた場合も慣れない作業が続き、悲惨な日々になりかねません。
大家になると入居者からさまざまな要望を受けることも考えられます。
「鍵を無くした」「水が止まらない」「トイレが詰まった」「備え付けのエアコンが壊れた」など、いつどんなことで呼び出されるか分からない生活は送りたくないですよね。
少額不動産投資なら不動産のトラブルに対応する必要がないので、さまざまな方におすすめできるのです。
少額不動産投資4選を徹底比較
ここまで紹介してきた4種類の投資について、比較表で見てみましょう。
平均についてはサービスや人によっても異なるため、目安で考えてください。
少額不動産投資比較表
| 不動産投資クラウドファンディング | 不動産小口化商品 | ソーシャルレンディング | REIT(不動産投資信託) | |
| 利回り平均 | 4-5% | 4-5% | 5-6% | 3-5% |
| リスク | 非常に低い | 非常に低い | 低い | 高い |
| 流動性 | 低い | 低い | 低い | 高い |
| 投資期間 | 1-3年 | 5年ほど | 1-3年 | 自由 |
| 値動き | なし | なし | ない | 日々あり |
上記のように、自由度を求める方はREITが一番です。
いつでも売買が可能ですし、投資期間も自分で決められます。
ただし、相場の状況によっては大きな損失を被るリスクは注意が必要ですよね。
一方、不動産クラウドファンディングや小口化商品については、一度投資すると解約が難しい点はありますが、これまで貸し倒れが起きていないなど安全性はとても高いです。
投資は元々余剰資金で行うものであり、解約はよほどのことがない限り必要ないと考えれば、安全にほったらかし投資したい方にぜひおすすめです。
自分にあった投資を選ぶことが重要でしょう。
少額不動産投資の評判や口コミは良い?SNSでもおすすめされている?
少額不動産投資は、評判や口コミは良いのでしょうか?
悪い評判もストレートに書かれるツイッターを見てみましょう。
少額不動産投資の評判・口コミ①
私が投資してる不動産クラファン、ソシャレン業者はこんな感じ。だいたい4-500万を分散投資してますが、この金額ならこれくらいの数が妥当なのかな。
クラウドバンク
Pocket Funding
クラウドクレジット
オーナーズブック
SBIソーシャルレンディング
CREAL
FANTAS funding
Funds
Renosy
— Fourier! (@kei_s32o) January 21, 2021
少額不動産投資の評判・口コミ②
年収が400万程度なので
区分しか基本購入できないみたい
不動産投資より
もっと少額で資金を作った方が
良さそう
— ゆうこん@住宅購入検討 (@sZON6uIOI4MhGw8) January 24, 2021
少額不動産投資の評判・口コミ③
不動産投資クラウドファンディング
始めようかな
株に加えて少額で始められるし
安定した収益が入ってくるので
— Sくん@ (@invest1234s) January 24, 2021
少額不動産投資の評判・口コミ④
今月の貸付型&不動産投資型クラウドファンディングの分配金(税引前)は106,132円でした。
今年の月平均額は111,069円で来年はもっと増やしたいいところですが、利回りが低下してきているので難しそうです。
バンカーズ、CAMPFIRE Owners、大家.com、五黄ファンド、新生・TSONにデビューを果たしました pic.twitter.com/JA15O5R9YQ
— きたの (@kitano_income) December 31, 2020
少額不動産投資の評判・口コミ⑤
不動産ファンドに関する健美家の見解
個人対象の不動産ファンドの市場規模が拡大するにつれて不動産業者の役割は投資不動産の販売者から投資家のために物件の選定、運営管理から売却までを一貫して行うアセットマネージャーに変化
不動産投資は小口化の時代へ https://t.co/wU6MCFePUJ #kenbiya
— 不動産テックラボ (@retechlabo) January 14, 2021
少額不動産投資サービスについて、ツイッターでは毎日無数のツイートが流れてきます。
どのツイートを見ても好評ですし、業界全体が盛り上がっていることが分かりますよね。
実際にいくつものサービスに登録をして、分散投資をしている投資家もいました。
また、月に10万円以上の分配金を受け取っている投資家もおり、資産を増やしている様子が分かりました。
今後も少額から不動産投資ができるサービスは発展していくでしょう。
少額不動産投資は節税対策になる?
相続税の節税対策として不動産投資に興味を持っている方もいるでしょう。
それでは、少額不動産投資も従来型の不動産投資のように節税対策になるのでしょうか。
結論として「不動産小口化商品」のみ、節税対策として効果があります。
不動産小口化商品は、不動産を共同で所有するサービスのため、従来型の不動産投資と同じ計算方法になるのです。
一方、「不動産投資クラウドファンディング」「ソーシャルレンディング」「REIT(不動産投資信託)」は不動産を所有しませんので、節税対策には使えません。
節税対策として不動産投資をお考えの方は、ぜひ覚えておいてください。
まとめ
少額不動産投資には
-
- 不動産投資クラウドファンディング
- ソーシャルレンディング
- 不動産小口化商品
- REIT(不動産投資信託)
などいくつか種類がありますが、どれも従来の不動産投資にはないメリットがあります。
月1万円からはじめられる手軽さはもちろん、投資家のリスクを抑えられる仕組みがあったり、専門性が不要で誰でもはじめられたりするなど、さまざまな観点から見ても非常に魅力的です。
投資家の好みや資金量に合わせておすすめのサービスもさらに細かく分かれますが、少額不動産投資の最初の一歩として、ぜひ参考にしてください。
1万円からの少額からほったらかしで不動産投資ができる「不動産クラウドファンディング」が、年々投資家の間で広がってきています。
実際に筆者も10社以上&累計100万円以上不動産クラウドファンディングサービスに投資をしているわけですが、2023年現在、特におすすめしたいサービスの一つが「ASSECLI」です。
ASSECLIの主なメリット・特徴は以下の通り。
- 1万円の少額から投資ができる
- 今後も人口増加が見込める東京を中心とした首都圏の物件に投資できる
- 人気サービスと比べて応募率が低いため当選しやすい。(当選確率55%超※1)
- 6%以上の高利回りファンドを高頻度で組成し続けている。
- 過去に一度も元本割れがない(2023年2月時点)
※1当選確率の計算は「100%過去ファンドの平均募集率×100」で計算
COZUCHIなど人気が高く利回りも高いサービスは魅力的ですが、当選確率が10%以下のファンドも多く、結局抽選の手間だけがかかって現金を塩漬けにしてしまうケースも多いです。
ASSECLIは安定した高利回りファンドを組成しながらも、なんと55%以上(2023年2月時点)の高い当選確率を誇っています。
一般的な不動産クラウドファンディングの利回りは3~4%程度ですので、倍近い利回りを誇りながらも、当選しやすい穴場の不動産クラウドファンディングであるといえます。
ASSECLIに投資しようと思っても、すぐに投資を始めることはできません。事前に無料の投資家登録を実施しておく必要があります。
8%ほどの高い利回りファンドが募集された実績もあるため、高利回りファンドの投資機会を逃さないためにも、無料の会員登録を今のうちに済ませておくことをおすすめします。
企業系ファイナンシャルプランナー。プライム上場の金融機関に勤務、主に住宅ローンの相談販売に携わる。顧客に対し最適資金計画を提案、マイホーム購入に関連する法令・税額控除制度等について説明。これらの経験を活かし金融・不動産に特化したライターとして活動中。
保有資格:1級ファイナンシャルプランニング技能士、宅地建物取引士、証券外務員1種、ビジネス法務エキスパート