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菜根譚51「我、人に功あらば」の原文・現代語訳
菜根譚51「我、人に功あらば」の原文・現代語訳を記載します。原文 | 現代語訳 |
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我功於人不可念、而則不可不念。人恩於我不可忘、而怨則不可不忘。 | 我、人に一功あらば念うべからず、而して二過は則ち念わざるべからず。人、我に恩あらば忘るべからず、而して怨は則ち忘れざるべからず。 |
菜根譚51「我、人に功あらば」に出てくる言葉の意味
- 功功労。ほねおりごと。
- 過迷惑。
菜根譚51「我、人に功あらば」解説
自分が人に対して功労があったとしても、その報いを得たいと思って、そのことを心に留めておいてはならない。しかし、人にかけた迷惑ならば、必ず償うことを思って、そのことを心に留めておかねばならない。また、人が自分に対して恩恵を与えてくれたならば、その恩返しのことを思って、そのことを忘れてはならない。しかし、人に対する怨みならば、必ず心に留めておかずに、きれいさっぱりと忘れ去ってしまわねばならない。菜根譚前集(名言・要約)
【菜根譚】今日の名言