ロコ・ソラーレがグランドスラム準々決勝敗退　延長の末カナダに５―６で敗れ２度目の制覇ならず

◆カーリング　プレーヤーズ・チャンピオンシップ（１５日、カナダ・トロント）

　北京冬季五輪銀メダルのロコ・ソラーレが、ワールドツアー最高峰のグランドスラムの１つである「プレーヤーズ・チャンピオンシップ」の準々決勝に臨み、Ｋ・エイナーソン率いるカナダチームに延長戦の末５―６で敗戦。３月に行われた世界選手権のプレーオフで敗れた相手を、またも攻略することはできなかった。

　ロコは１―２の第４エンド（Ｅ）、スキップ藤沢五月のナイスショットで２点を獲得したが、第５Ｅは３点の大量得点を奪われて逆転された。それでも持ち前の粘り強さを見せつけ、第７Ｅに１点、第８Ｅは不利な先攻でさらに１点追加で延長へ。しかし、延長の第９Ｅはカナダチームに着実に１点追加され、惜しくも敗戦となった。

　ロコは１月、同じくグランドスラムの１つであるカナディアン・オープン（カナダ・カムローズ）で、日本勢初優勝の快挙を成し遂げていた。