図書館の 本を 人と 触れず、 顔も 合わせずに 借りることができる「 予約 本 受取ボックス」が、 滋賀 県内で 初めて 野洲 市のJR 野洲 駅にできました。24 時間、 一 日じゅう 使うことができ、 図書館に 行くことが 難しい 人も 気軽に 本を 読むことができます。
野洲 市には 野洲 図書館と 中主 分館がありますが、どちらも 市の 中心 部から 遠く、バスもあまり 通らないので、 車が 無いと 行くことは 難しいです。 図書館は、 使いやすくするために、 予約した 本を 受け取ることができるボックスを、 多くの 市民が 通勤・ 通学で 使う 野洲 駅に 置くことにしました。 JR西日本に 協力してもらいました。
ボックスは、 1人ずつ 使えるロッカーの 形になっています。34 人 分に 仕切られています。 1人 分の 大きさは 高さ11.5センチ、 幅24.5センチ、 奥行き41.5センチで、ふつうの 大きさの 本で10 冊ほど 入れることができます。
図書館に 本を 返すためのボックスもあります。
使い方は、 借りる 本を 予約する 時に、 受け取り 場所として 野洲 駅を 選びます。 本の 用意ができたという 連絡が 届いたら、ボックスの 機械に 図書館カードをかざして 本を 受け取ります。
野洲 図書館の 宇都宮 香子 館長は「これまで 図書館に 来られなかった 人たちに 利用してほしい。 電車の 中でスマートフォンを 使うのではなく、 本を 読む 人が 増えればうれしいです」と 話しています。
