2012年02月22日

株投資詐欺容疑で5人再逮捕 愛知県警~倒産(破産)などの法的整理をしないで会社を存続させてはいけない。

株投資詐欺となってしまった、投資運用会社(実際に存在していた)FJPが、投資家からお金を騙しとっていたということですが、また別の人の分に対しても発覚したということで再逮捕ということになりました。
 
 こういった事件では今回は170人が6億円を詐欺したという話なのですが、警察などの捜査機関はその人数をすべて摘発するとうことは難しくその1割程度の17人くらいを3回に分けてそれぞれ逮捕していくという手法がよく見られます。
 このようにすると、最初の逮捕から23日経てば「起訴」するか起訴しないのなら釈放しなければなりませんが、逮捕を3回にくわけると1回目の逮捕で23日目になったころ2回目の逮捕(再逮捕)を実施して身柄の拘束の延長をすること(実質的な延長)ができます。そして3回目の逮捕も同様にしておこなえるため、事件の起訴までに最初の逮捕から23日×3回=49日の期間をもつことができます。

 ところで、この事件としてみてみると、会社の運営がうまくいかないから、運転資金や生活費を稼ぐために、やむを得ず詐欺の手段に走ったということがうかがわれます。実際には、この会社は正当な投資運用会社ではあったのかとおもいますが、やはり経営が上手くいかないということがこの事件の切っ掛けのようです。
 どの経営者も経営は苦しいのは事実です。悪いことをしないで24時間戦っています。それができないのなら、法的整理(破産等)を掲げて万歳するのが正当な方法です。




株投資詐欺容疑で5人再逮捕 愛知県警~倒産(破産)などの法的整理をしないで会社を存続させてはいけない。
2012年2月22日 15時43分
 東京都千代田区の投資運用会社「FJP(エフジェイピー)」が、上場予定の新興企業への株投資を装い現金をだまし取ったとされる事件で、愛知県警は22日、詐欺の疑いで、FJP社長蒲原和幸容疑者(50)=東京都新宿区納戸町=ら5人を再逮捕。新たに元従業員数人も逮捕した。捜査関係者が明らかにした。
 県警は今月1日、愛知県みよし市の無職男性=当時(76)=ら3人に「倍以上に値上がりする」などと株投資を勧誘し、計2047万円をだまし取ったとして、蒲原容疑者ら5人を逮捕。FJPは2009年から昨年8月にかけ、全国の約170人から計約6億円を詐取したとみられ、営業活動をするなどしたほかの元従業員も詐欺行為に加わった疑いが強まった。
 FJPの営業担当社員らは実在する上場確実な新興企業に関する新聞記事のコピーを見せながら勧誘。上場後に顧客が配当を要求しても「さらに上がるから次の株を買いましょう」と詐取を繰り返したとされる。FJPが集めた金は運転資金や生活費に充てていた。
 蒲原容疑者らはFJP設立以前にも、金の先物取引を名目にした「フィールドジャパン・パートナーズ」(新宿区)を経営。県警は、社名や勧誘名目を替えながら投資詐欺を続けていたとみている。
(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012022290151906.html
(2012/2/22/中日新聞)


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posted by 管理人B at 16:28| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資詐欺事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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