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やばたにの裏面

最終更新:

匿名ユーザー

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登録日:2023/04/15 Sat 00:09:27
更新日:2023/04/17 Mon 02:21:48NEW!
所要時間:約10分で読めます


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Yotalien Games やばたにえん やばたにの裏面 アプリ グロテスク ゲーム 脱出ゲーム



概要

Yotalien Gamesより提供されている、初代『やばたにえん』、『滅・やばたにえん』、『やばたにえん酸』(以下、それぞれ『初代』、『滅』、『酸』と表記)に続くやばたにえんシリーズ第4作目。
プラットフォームはGoogle play/iOS、Windows(BOOTH販売)。Windowsは¥780(税抜)、アプリ版は基本プレイ無料で、課金により広告表示を消すことができる。

今作は初代やばたにえんを悪改修した、公式曰く「初代のアナザーワールド」。
その言葉に偽りなく、難易度も残虐表現も初代より大幅に上がっており、ノーヒントでのクリアは非常に困難。

以下、ネタバレ注意。


登場人物


A.KAKO

加古東海(かこあずみ)。
初代から登場している黒髪セーラー服の少女。スタート地点すぐ近くの、本館の塔屋の中に足を鎖で繋がれている。
常にヨダレを垂らし極度の飢餓状態にあるようだ。また彼女の足を繋ぐ鎖は特別なモノらしく、通常のチェーンカッターでは歯が立たない。
しかしその食に対する執念は尋常ではなく、例えば目の前にある謎の装置が作動して下の階から新鮮な生肉が姿を見せれば、足の拘束も障壁をも振り切って飢えを満たそうとするだろう。なおプレイヤーには襲ってこないので安心していい。

逆に言えば、飢えてこそいるが放っておいてもデストラップで死ぬことはなさそうなので、救助は後回しでいいかもしれない。そのパワーがあればそのうち勝手に逃げ出すかもしれないし。
救助ボイスが一番多い。
「やっちまったな」「お腹…空いたな…」「いただきマンモスー!!

その尋常ならざる飢餓や食欲は、過去に先祖が犯した行いによるものらしいが…。

R.SON

リーゼ・ソン。
下記のC.SONの姉。茶髪のツインテール。
本館3階の、初代でKAKOが拘束されていたものとよく似た人体切断マシンに拘束されている。彼女の拘束を解くための『朱色の鍵』は4階で手に入るので、救助するのは難しくない。また、マシンを起動させないと開かない扉もある。
…やばたにえんがそんな甘いゲームなわけがなかった。実は体内に爆弾を埋め込まれており、正面玄関に行くと身体が膨らんで爆発。血と肉の雨が降り注いでGAME OVER
でもマシンを起動したら初代のKAKOのように両断される…なんてことはなく、丸鋸は彼女の胸を浅く裂くだけで即死しない。と言っても傷口から大量出血して白目を剥いているので決して無事とは言えないが…。

彼女を救うためにはマシンを起動させて道を開くしかなく、申し訳ないが彼女には痛い思いをしてもらい、体内の爆弾を取り除く器具を探して来なければならない。当然STEPをかけすぎると出血多量で死んでしまうし、爆弾を取り除けても傷を縫合する何かがないと結局死んでしまう。
まぁ、麻酔なしで開胸手術&縫合されてもショック死せず「痛い」だけで済ませてしまう時点で十分凄い生命力なのだが。
「うわー、騙されてる」「すげぇ痛ぇ…」

余談だがアプリ版のアイコンは彼女が爆発する寸前、身体が倍以上に膨張し白目を剥いているというかなりエグイものである。

C.SON

シアン・ソン。緑髪をした少女で、R.SONの妹らしい。
本館3階で拘束などもされておらず佇んでいるが、自我が喪失しかけているらしく話しかけても救助できない。背後には過去シリーズで見た何かの暗号らしきものが見えるが…。

恐らく今作で救助が最も難しい少女。屋敷のどこかにある転送装置を見つけ出し、転送装置から行ける謎の空間から二択の道を正しい順番で進まなければならないのだが、その正しい道順のヒントが離れている上に関連性がパッと見不明。更に少女を救助する手順によってはヒントを得ることもできなくなる。
「みょみょーん!」
救助後も身体がその場に残るが、これをKAKOに食わせればいいんじゃね?と思った人は多いと思う。

N.AGATSUMA

くすんだ金髪をした、若くして製薬会社「アガツマファーマ」の代表を勤める才女。名前の読みは我妻典子(あがつまのりこ)。前作『酸』では実質的な主人公を務めていた。
本館4階の、初代でゾンビが閉じ込められていたマシンに閉じ込められている。

KAKOに食わせる前に4階でマシンを開ければすぐに救助できる。彼女を救助することによって発生するデメリットはKAKOの救助が遅れる程度なので、最初に救助していいだろう。
余談だが初代での彼女はマシンに入ったゾンビに食われかけたが、今作では逆にマシンに入った彼女がKAKOに食われかけるのは何かの因果だろうか。
「モタモタしないで」

J.BLAIR

ジャクリーン・ブレア。赤髪と男勝りな口調が特徴の『滅』における実質的主人公。過去作ではジャックと呼ばれていたが、今作でジャクリーンが本名、ジャックが愛称と定められた。以下、他のブレア家の面々との区別のためジャック表記とする。
初代よろしく東塔の外壁で落ちかけており、懸垂している。

今作は直接彼女のところに行くことができないので、本館からどうにかして彼女を救わなければならない。直接手が出せないなら、せめて落下しても死なないよう衝撃を和らげる何かが下にあればいいのだが…。
また彼女を救うためには『縄ばしご』が必要だが、これは別の場所でも必要になってくるので救助する順番はよく考えよう。
「こっち見んな」

K.YAGAMI

八神恭子(やがみきょうこ)。紫髪ツインテールのアイドル。
何故かエレベーターの上に乗っている。エレベーターが最上階に上がってしまうとそのまま圧死するのは想像に難くない。

エレベーターの2階だけ扉が壊れて人一人分通れそうな穴が空いている。エレベーターが1階にある時ならこの穴から救助できるだろうが、2階と1階を繋ぐ階段がないので他の手段を探すしかない。
…おや、エレベーターの下に何かぶら下がっているような?
「早く助けろっつーの!」

OMIYO

オミヨ。黒髪ぱっつんロングの、家主の怨念が宿った『依代』の少女。
初代では地下に拘束されていたが、今作ではどこにもいない。本当に見当たらない。『依代』となる何かがあれば出てくるのだろうか?
「ありがとう…」

彼女が登場するということから予想される通り、プレイヤーの期待を裏切らず今作のジェノサイド担当。だがとあるエンディングでは…

SENSEI

本館1階の浴場で右手をロープ、左手を鎖で拘束されている。
本作初登場の女性でジャックの家庭教師らしい。タイトル画面にも大きく映っている。
そのまま放置しておいても基本死にはしないが、救助前に同室にある蓋がされた風呂を2階にあるウインチを使って開けると、中に封印されていた『無限虫』と呼ばれる人食い羽虫の群れに襲われて惨たらしく死ぬ。
だが風呂の中には何かが隠されているようで、無限虫がいる状態だと中身を取ることができない。

救助するにはチェーンカッターと剪定鋏で両腕の拘束を解けばいいので難しくはないが、ただ救助するだけでは上記の通り風呂の中のアイテムを取ることができなくなる。血の滴る生肉でもあればそっちに行ってくれそうなものだが…。そういえば初代の浴場でも似たような展開があったような…?

髪色などから滅のE.MONTGOMERYとの関連性を疑われるが…?
また、片腕を切り落としても痛がる様子はなく、KAKOのことを気にかけている、エンディングでは腕が再生されているようにも思える描写があるなど謎の多い人物である。
「余計なことを…」


その他登場人物(?)

知らない人

モンゴメリー邸の正面玄関に足を挟んで死んでいた黒髪の旅人。まだ死後時間が経っていないようだが、なぜこんなところで死んでいたのだろうか…?

グレース・モンゴメリー

本作と初代の舞台であるモンゴメリー邸の家主である、青髪の女性。未亡人。
下記のリチャードと婚約し子宝にも恵まれるはずだったが、初代ではジャックたちに屋敷を乗っ取られ、AGATSUMAによる人体実験の末に人ならざるモノに変貌して死亡した。
過去作だけでは単なる被害者にしか見えなかったが、今作で明かされた設定を鑑みると…。

リチャード・ブレア

ブレア家長男で、ジャックの兄。極度の人見知りでペットの猫が唯一の友達。
本来はブレア家の掟によってサラと結ばれるはずだったが、外の人間であるグレースとの恋に落ちてしまったことで全てが狂い始めた。
手先が非常に器用で作中に登場する転送装置は彼の発明品。これを使ってグレースと駆け落ちするつもりだったようだが、現在は行方不明で肖像画だけ残されている。
サラの虐待からジャックを庇うなど彼も過去作では善良な人間として描かれていたが、グレース同様、今作で入手できるとあるアイテムからその考えは覆された。ある意味、お似合いの二人である。

サラ・ブレア

ブレア家現当主の女性。
母親から冷遇されつつも責任感が強く、掟に従ってブレア家の血を絶やさないためリチャードと近親婚しなければならなかったのだが、上述したとおりリチャードがグレースと恋仲になったことで発狂してしまった。
妹であるジャックを虐待したり、リチャードをブレア邸に軟禁したりしていたが、現在は故人であり肖像画のみ確認できる。
だが彼女の邪悪な意志は肉体を失ってなお生きており、とあるエンディングでは…

謎の生命体(獣)

ブレア邸の住人が失踪し無人となる前後に現れた、赤毛の熊のような生き物。身体がボロボロで痛々しい。
ブレア邸の隠しエリアにてウェディングドレスをじっと見ている。時折「寂しい…」と呟いているが、何か彼の寂しさを紛らわせるものはないだろうか?
基本的に無害だが、害獣として始末される計画が立てられているらしい。
その正体は転送装置の失敗によって愛猫と融合してしまったリチャード本人。

K-16

金森。
酸に登場した救助対象の少女。今作ではモブ。
転送装置から行ける謎の空間にて奇妙な生命体たちと一緒にC.SONの胚を抱いていたが、C.SON救助後は生命体たちと共に姿を晦ます。彼女たちはAGATSUMAの実験体だったのだろうか?

田中エルナ

初代からお馴染みゲロイム没落令嬢。酸のサブストーリー『田中追憶編』では主人公だった。
今作では救助対象ではなく、特定のエンディングには登場しない。今作でもKAKOとの友情は健在なようだ。
だがとあるエンディングでは…

施設・用語

モンゴメリー邸

グレース・モンゴメリーが暮らしていた屋敷で、4階から地下1階、左右に別館がある豪邸。
だが彼女一人*1で暮らすにはあまりに広すぎる上に、色々と怪しい設備が置かれているのがきな臭い。
特に正面玄関の開閉スイッチは何故か屋内ではなく外にある。これではまるで「外部からの侵入者を防ぐ」のではなく「内部からの脱走者を防ぐ」用途のために思えるが…。

ブレア家

伝統細工の名門として名を馳せた一族。
ただし外の人間の血が混ざることを嫌い、一族は近親婚によって代々繋がれてきた。そのせいで生まれてくる子供は遺伝子異常によって生まれつき身体が弱かったり、何らかの障害を負っていることが多い。ジャックの身体が弱い理由でもある。その割には長い時間懸垂粘っているけど。
現在は当主のサラを始め、雇われていた使用人たち含む全員行方を晦ましており、残された豪邸も怪物が住む廃墟となっている。

アガツマファーマ

製薬会社。我妻典子が両親の後を継いで現代表となったが、その目的は人ならざるモノになってしまった両親を元に戻すためである。
「人体再生」をテーマにゾンビマシンなどを発明した。
ロゴマークは青いAの文字。

依代

本人を模した特別な人形に魂を宿すことで、死後も復活することができる秘術。
似ていれば似ているほど強い効果を発揮すると言われていたがその真偽は不明。
ただし完全に復活できるわけではなく、意識を失うなどの条件で元の人形に戻ってしまうことがある。
OMIYOの誕生は前例のないかなり特殊なケースらしい。


エンディング一覧

今作は過去作と違いエンディングリストが見られないので、もしかしたら今後新たに発見される可能性もある。
また公式のエンディング名も不明なため、以下のタイトルは仮称とする。

この他、OMIYOの復讐失敗、壁の中に転送して生き埋めなどのゲームオーバーがある。

余談

冷蔵庫

今作が公開されてからプレイヤーに残された一番の謎。それがモンゴメリー邸本館1階にある冷蔵庫である。
隙間から血が滴っており怪しさ満点だが、調べても「固く閉ざされている」とのみ表示され開けることができない。
中には特殊なエンディングへ向かうためのアイテムが隠されているのではないか?と様々な憶測を呼んだが、その実態、そして開け方は想像を遥かに絶するものだった。



追記修正は飢餓を満たしてからお願いします。


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注釈

*1 先立たれた夫がいたとしても、二人暮らしでも余る広さ

*2 OMIYOが青い刀身の刀、SENSEIが螺旋状の赤い槍