News:ニュース速報 | 2002年4月30日 05:09 PM 更新 |
海外ゲーム情報サイト「GAMERS.COM」などによると,米Micorosoftは1999年ごろ,任天堂の買収を試みたという。
米国で出版された内幕本「Opening the Xbox Inside Microsoft's Plan to Unleash an Entertainment Revolution」で登場したエピソード。それによると1999年末,Microsoftは任天堂に対し250億ドルでの買収を持ちかけた。当初,当時の米国任天堂社長だった荒川実氏(当時)は「任天堂は金を必要としていないし,ジョークだと思った」と振り返っている。
ところがMicorosoftはどうやら本気だということが分かった。興味を持つ任天堂役員もいて,実際にMicrosoftと数度の会合が開かれたという。Micorosoftは“ゲームキューブを捨て,Xboxにつけ”と迫ったものの,これに山内博社長が難色を示した。結局,2000年1月には物別れに終わった,という。
関連リンク
GAMERS.COM「Microsoft Tried to Buy Nintendo」
primapublishing.com「Opening the Xbox」
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