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落合博満氏「いや～、楽しくないでしょう」ロッテ佐々木朗希vsオリックス山本由伸の侍対決語る

ロッテ対オリックス　オリックスに勝利し、ガッツポーズするロッテ佐々木朗（右）（撮影・鈴木みどり）

落合博満氏、中畑清氏が16日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。14日に行われた「ロッテ－オリックス」戦で佐々木朗希投手（21）と、WBCの僚友で実力を認め合う山本由伸投手（24）のマッチアップで、佐々木が世界一の侍右腕対決を制したことについて語った。

司会の関口宏氏から「もったいないなという対決でしたが、やってる本人たちは楽しいですか」と話を振ると、落合氏は「いや～、楽しくないでしょう。この試合に向けて意気込みがあるでしょうけれどもね。勝負がつかない場合もありますからね。できることなら監督からしたら、完投してもらいたい。球数100球を超えた前後ということで、交代してるんでしょうけれども、中6日ですから。アメリカ的になってきたのかなという気がしますね」とコメントした。

中畑氏は「対決として楽しかった。1点取られたら終わりというね、闘争心丸出しのマウンドでの投球、なかなか見られない。絶対負けないぞという佐々木の闘争心。まだ若いけれども、どんどんストライクを取りにいって、新しい決め球のスライダーね、ダルビッシュに教わった決め球、これも決め球に入ってきた。幅が広がっている」と絶賛した。落合氏はこれから2人の対決に「これからメジャーに行くまでの間、何試合もあると思います」と答えた。

試合は、佐々木が昨年4月10日の完全試合の再現を予感させる内容で5回まで完全投球を演じた。快挙再びはならずも、7回1安打11奪三振無失点で、タイトルも争う宿敵に投げ勝って2勝目を飾った。

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