TBSアナウンサー山本恵里伽さんインタビュー拡大版
4月1日発行の明大スポーツ第527号の1面で明大での生活や新入生へのメッセージを送ってくださったTBSアナウンサーの山本恵里伽さん(平28文卒)。快く取材を受けてくださった山本アナはインタビュー中も、にこやかに落ち着いた声で答えてくださいました。今回は文字数の関係で紙面ではやむを得ず割愛したインタビューの拡大版を掲載いたします。
(この取材は3月16日におこなわれたものです)
――どうして明大に入られたのですか。
「東京に行きたかったからです(笑)。出身が熊本で、中学と高校で放送部に入っていたので原稿を読んだり番組を作ったりしていたんですよね。漠然とテレビ局やメディアに興味を持って、そのようなお仕事に就きたいなと何となく思っていました。(地元の)熊本よりも東京の方がチャンスがあるのではないかというところから、大学進学は東京の大学に行こうと決めていました。私は映画や演劇、舞台芸術などを見るのが好きで、ちょうど明大にも文学部演劇専攻がありいいなと思って入学しました」
――映画を見るのが好きということでしたが、制作側に行かなかったのはなぜですか。
「やはり見るのが好きだったんですよね。(大学時代は)作るのも興味があり映画制作のサークルに入っていましたし、放送部時代から映像作品を作ることはやっていたので、作る面白さはもちろん分かります。でも、それを職にしようとは思わなかったですね。好きなものは娯楽のままでいようと思ったのと、本気で映画監督や役者を目指している友人がサークルでたくさんでき『そこまでの本気度は自分にはないな』と正直感じた部分はありますね」
――大学時代の趣味は、やはり映画鑑賞や舞台鑑賞だったのですか。
「映画はかなり見ていました。(大学時代はやった映画はありますか)私が学生時代に見ていた映画は、そこまでメジャーではないものの方が多かったかもしれないです。本当に好きな人からすると私はまだにわかでしたが、監督の名前で言うと岩井俊二さんなど映画好きの中で巨匠とされている方の作品を割と見たかな」
――大学時代に影響を受けた人物はいらっしゃいますか。
「舞台芸術に触れる機会をつくってくれた場所なので、どの先生方にも良い影響を与えていただいたなと思いますね。4年生の時に入ったゼミはものすごく寛容な先生で、好きなものを追求して(卒論を)書くのを許してくれました。そのような寛容な先生が多かったのはすごくありがたかったなと思います。演劇学専攻は特にとても自由でした。映画や舞台芸術が好きな理由として、日常生活では味わえない感情を経験できるところがあります。あくまでも、日常生活の喜怒哀楽には上限があるような気がしますが、映画や舞台を見た後のなんだか悲しいけれどでもなんだかうれしいみたいな、よく分からず整理が付かない感情を感じたくて見にいくんですよね。それが私の(映画や舞台が)好きな理由です。なかなか味わえない感情を経験することができます」
――アナウンサーは言葉のレパートリーが豊富だなと感じます。
「経験ですよね。あと、私が担当している『news23』は番組の時間も約1時間と決まっている中で、そこまでフリートークの枠がありません。一番の目的は視聴者に共感や理解をしてもらうことなので、コメンテーターの人と事前の打ち合わせももちろんあります。全くのフリーハンドはあまりなく、みなさんが思っている以上に準備していますよ」
――アナウンススクールと学業の両立は大変でしたか。
「そこまで大変ではなかったと思います。大学に毎日行きながら、アナウンススクールは確か土曜日でした。(どれくらいの期間通われていたのですか)基礎3カ月、研究3カ月だった気がします。研究科に在籍していた時に、学生キャスターのお話をいただきました。(アナウンススクールはピリピリした世界でしたか)いや、全くでした。特に私がいたクラスが良かったのかもしれません。お話しするスキルを身に付けたいという思いで来ている人もいれば、伝え方を学びたいという人もいたので、講師として来てくださるアナウンサーの人たちもより一層いろいろな教え方をしてくれました。社会人としての話し方を学べる授業もあったので、すごく勉強になりましたね。空気はすごく穏やかでした。徐々に採用試験が近づいてくると若干緊張感は走るのですが、みんなでエントリーシートを見せ合ったりしました。アナウンサーは写真が命なんですよ(笑)いろいろな表情の写真を10枚くらい貼るんです。『この写真の方がかわいいよね』とか。採用試験の時はそこでできた仲間がすごく大きかったです」
――WBCが盛り上がっていますが、取材には行かれましたか。
「(WBCの)放送権が先週の木曜日と金曜日はTBSということだったので、練習を見にいきました。試合自体はどうしても生放送の準備があるので難しかったのですが、生の大谷(翔平)選手やダルビッシュ(有)選手を拝見しました。圧巻でしたね。打撃練習でも、打球の飛び方、身体の大きさ、オーラなど、世界を舞台に戦って活躍しているアスリートはただならぬ存在感を放っているなと思いました」
――今までいろいろな方に取材してきたと思うのですが、意識していること、気をつけていることはありますか。
「相手のことを知ることですね。VTRを作るディレクターがどのようなVTRを作りたいのか、どのような話を聞き出してほしいのかというのをまず聞いて、その上でいろいろな角度から考えて言葉を選ぶようにしていますね。過去のインタビューではこう答えているからこの質問をしたらこういう答えが返ってくるのではないかと、自分の中である程度シミュレーションを立てるようにしています。初めて会う方にかなり込み入ったお話も聞くことが多いので、最低限は失礼のないように『これだけこちらも準備した上でお話を伺っています』という姿勢は示すようにしています。(シミュレーションとは違った答えが返ってきた時はどのようにしているのですか)そのときが私は面白いなと思うので、予想外の答えが来ると『それってどういうことですか』とさらに問いかけるようにします。自分があまりにもレールを作り過ぎると、脱線していったときにパニックになるじゃないですか。あくまでも固めすぎず、絶対に聞きたいというポイントは決めて、脱線したときにも柔軟に対応できるように頭の体操はしておかないといけないなと思っています」
――バラエティーなど他のジャンルに出たいとは思いますか。
「出たいと思いますよ。経験を積んでから、よりさまざまな仕事をしてみたいなと思うようになりました。報道だけだと見える世界があまりにも狭くなりすぎてしまうので。時折特番でMCをさせていただくことはあるのですが、私は生放送しかほとんど経験したことがなくて、生放送って全部一発勝負のような仕事なんですよ。ですがバラエティー番組の収録は放送時間の倍くらいの時間カメラを回すんですよね。ずっと収録して、本当にちょっとした話題のタネからそれを無限に広げていくという作業を何度も繰り返すんです。それが生放送で尺にきっちりと収めないといけないという世界で生きてきた人間からすると、収録番組というのは新鮮でした。そのような意味でもあまり経験したことのないバラエティー番組は機会があればたくさんやっていきたいなと思います。どうしても報道のカラーが付いてしまっているので、他のアナウンサーのようにいろいろなお声がけをいただく機会は減ってしまっているのですが、それでもお話がきたら前向きに取り組んでいきたいと思っています」
――以前他のインタビューで『アナウンサーはゴールがない仕事』だと仰っていましたが、これからの目標はありますか。
「報道の仕事はずっと続けていきたいです。なぜかというと、このアナウンサーの仕事の中で唯一直接的に人の命を救うことができるジャンルなんですよね。災害が起きたときに私の『逃げてください』『命を守ってください』という一言で行動に移してくれて命を守ることにつながるという可能性がありますよね。そういう役割は今後も担っていきたいと思っています。けれどもそれだけではアナウンサー人生として十分とは言えないかなとも思います。バラエティーのお仕事、ラジオのお仕事をさせていただいていて、すごく楽しいんですよね。軸は報道に置きながらもさまざまなジャンルのお仕事を少しずつやらせていただいて、その後新しい自分を発見していけたらいいなと今は思っています」
――憧れの先輩はいらっしゃいますか。
「先輩はみんな憧れで尊敬しています。それぞれにそれぞれの良さがあり駄目さがある、それがすごく人間味があっていいなと思います。本当に完璧な人間というのはあまりいないと思います。先輩方も失敗をたくさん見せてくれますね。恥ずかしがらずに『自分はこういう失敗をしたんだよ』と実際に教えてくれて『お前はこういう失敗するなよ』と諭してくれたりするので、どの先輩方も大好きですし尊敬しています」
――ご自身のアナウンサーとしての良い点、改善したい点はありますか。
「良い点は、落ち着いているところですかね。それは入社した時からずっと言われていますね。声のトーンやしゃべり方もあると思うのですが、それが多分報道にマッチしていると思います。何があってもパニックにならない、動じない方だと思うので、そこはアナウンサーとして良い部分なのかなと思います。ただ、あまりにも報道のお仕事しかしてきていないので、柔軟性みたいなものには欠けると思いますね。もっと感情豊かに、好きなことを何か熱を持って伝えなければいけない時に、どうしても落ち着いてしまうんです。自分の中では盛り上がっているつもりなのに客観的に見ると全然足りないと言われることがあるので、その感情表現があまり私はうまくないのかなと思います。ラジオは全てがその連続です。自分のしゃべりで構成されていくので。今、爆笑問題さんとの『日曜サンデー』というラジオ番組を日曜日のお昼に4時間やっています。4時間しゃべりで埋めなければならないわけです。感情の揺れ動きをエピソードとして話さないといけないので、ラジオのお仕事をすることによってより自分の感情に素直になれるようになったなと思います。少しずつ改善されつつあるのかなと思っています」
――仕事の幅が広がれば広がるほど成長できるのですね。
「本当にそうなんですよ。『あ、これ1、2年前の私だったら語れなかっただろうな』という話だったり、どこまでしゃべったらいいか分からないなという線引きなどもだんだんと自然にできるようになっていって、話にオチを付けたりできるようになりました。報道ではオチなんて考えられないですから。そのようなことをラジオという別のジャンルで学んでいます」
――就活をしていく上で大切にしてきたことを教えてください。
「好きなことを学生時代にたくさんやることですね。就活で私が学生時代の経験が生きているなと思ったのは、本当に好きなことしかやっていなかったということです。好きなことを話す人の姿はすごくはつらつとして生き生きとしているじゃないですか。大学の話をしているだけで生き生き、きらきらしている自分を見せることができるんですよね。好きなことを見つけてそれに打ち込むということが学生時代は一番大事だと私は思います。それがあったから今の自分があると思います」
――アナウンサーは狭き門ですが、不安はなかったのですか。
「ありました。テレビ局、メディア業界に入りたいというのがあって、一番がアナウンサーだったのですが、並行して総合職も受けていましたし、それが駄目だったら別の業種も受けようと思っていたので、そこまでアナウンサーにとらわれてはいなかったです。狭き門だし、私は内定をもらえないだろうなと思っていたので他のジャンルも視野に入れてやっていました」
――以前、村上宗隆選手(東京ヤクルトスワローズ)が熊本県民栄誉賞を取られた時にインタビューで熊本弁を話されていましたが、好きな熊本弁はありますか。
「なんだろう、少し考えますね(笑)。好きとは少し違うかもしれませんが、よく使う熊本弁は『だご』という熊本弁です。すごく、とてもという意味です。さまざまな形容詞などに付けて使うんですよね。『だごかわいい』とか『だごうまい』。逆にマイナスな言葉にも『だごむかつく』とか使うのですが、これはすごく汎用性があって、感情も強く込めたいときに使いますね」
――新生活を送る人にメッセージはありますか。
「そんなに怖がる必要はないよということを伝えたいですね。ワクワクドキドキ、楽しみにしてきた方がいいと思います。もちろん不安もあると思いますが、ホームシックになったり家族が恋しくなったりしたら頻繁に実家に電話を掛ければいいし、帰ってもいいのですから。帰れる場所があるということはすごく大きいです。ご実家が東京や近所となると故郷に帰るという感覚があまり分からないと思うのですが、故郷というのは、社会人になって離れたところで働いているとすごく大きな存在なんですね。熊本に足を踏み入れるだけで体がリセットされて、特別な場所になります。親元を離れて遠くから上京するのは不安があるけれどそれだけ故郷が大切なものになるよというのは伝えてあげたいですね。熊本の風を感じるだけで浄化されます。『ああ帰ってきた』と感じます。その感覚は地方出身の人間でないと分からないかなと思います」
――実家から何か持っていくといいものなどはありますか。
「私は高校がすごく好きだったので高校の制服は持ってきました。もうずっとクローゼットの奥に閉まっているのですが、何かふとした時に手に取るとその時の楽しい記憶が蘇ってきて、穏やかな気持ちになれます。グレーのセーラー服で白いリボンで、アニメに登場するような制服なのですが、高校も、その制服自体もすごく好きだったんですよね。思い出したい記憶、思い出に付随する何かは持ってくるといいですね。写真とかでもいいと思います」
――最後に新入生へのメッセージをお願いします。
「まず、入学おめでとうございます。これまでコロナ禍で高校生活を歩んできた皆さんはいろいろな制限があって苦しい思いがたくさんあったと思いますが、これからの大学生活は解き放たれてください、羽ばたいてください。コロナとの付き合い方というのはこれから先も考えていかないといけないですが、少しずつコロナ前の生活に戻ってくると思うので、皆さんが入学してからの4年間はこれまで歩んできた道のりよりずっと明るいものだと思います。だから希望を持って、4年間とにかく楽しんでほしいです。好きなことを見つけてそれにまい進してください」
(写真:笑顔を見せる山本アナ)
――ありがとうございました。
[佐野悠太、新村百華、井垣友希]
◆山本 恵里伽(やまもと・えりか)1993年生まれ。熊本県出身。平28文卒。 2016年TBSテレビに入社。現在は『news23』のキャスターを務める。ラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』出演中。
関連記事 RELATED ENTRIES
-
明大スポーツ第527号(新入生歓迎号) ご購入フォーム
明大スポーツ新聞 2023.04.014月1日付けで明大スポーツ第527号(新入生歓迎号)を発行しました! 今号の1面では、明大の卒業生で現在は「NEWS23」などの番組を担当されているTBSアナウンサーの山本恵里伽さんのインタビューを掲載。山本アナウンサーの大学時代などのお話を伺っています!2面と3面では明大体育会期待のルーキーを特集。6・7・裏面では硬式野球部について徹底解剖!これを読めばより春季リーグ戦を楽しめること間違いなしです!今年度最初の新聞を、ぜひご覧下さい!料金1〜4部→1部あたり 300 円(送料 200 円)5〜9部→1部あたり 250 円(送料 300 円) ※10 部以上希望の方はお問い合わせ欄からお買い求めください 残部状況 ◯ お支払い方法(1)口座振り込み(お申し込み後に詳細をお送りいたします。下記のお問い合わせ欄から お申し込みください)→お問い合わせ(2)クレジットカード決済 【クレジットカードでのお申し込みについて】 対応カードブランドは VISA カード、MasterCard、JCB カード、アメックスカード、ダイナースです。クレジットお支払いについては、(株)ROBOT PAYMENT 様のシステムを利用しております。下記のガイドラインをご確認の上、同意してお進みください。 1.新聞の購入に関しまして お申込みいただいた新聞は、翌週の月曜日に発送いたしますが、本年度は新型コロナウ イルスの影響で弊部活動に制限があり、発送が遅れる場合がございます。ご了承ください。 2.個人情報の取り扱いについて 明大スポーツ新聞部は、お客様からご提供いただいた個人情報については、新聞発送以外の目的では利用いたしません。 当該目的以外の目的で利用する場合は事前にお客様にお知らせいたします。 なお、利用目的に照らして不要となった個人情報については速やかかつ適正に削除・廃棄いたします。 3.お問い合わせについて サービスの内容やご契約の情報に関するお問い合わせは<こちら>から受け付けております。 回答には数日程度かかる場合がございますのでご了承ください 4.特定商取引法に基づく表記について こちらに記載してございます。 令和元年9月28日 制定 上記ガイドラインに同意して申込み手続きへ。1〜4部(決済額は送料込の値段が表示されます) ⾦額 300 円× 1 2 3 4 5〜9部(決済額は送料込の値段が表示されます) ⾦額 250 円× 5 6 7 8 9 READ MORE -
栄誉たたえるスポーツ表彰/2022年度体育会表彰式・新入生歓迎会
明大スポーツ新聞 2023.03.303月25日、明大駿河台キャンパスにて体育会表彰式が行われた。2022年度に行われた大会において、優秀な成績を残した個人や部が表彰された。対象とされたのは、国際大会での入賞や国内大会での優勝あるいは準優勝を収めた選手や部である。スポーツ表彰では、個人31人、団体10部に優秀賞が、個人18人、団体4部に敢闘賞が授与された。式に続けて、4月から体育会各部への入部を決めている新入生を祝う会が行われた。新天地での活躍を祈り、応援団や現役体育会生から温かいエールが送られた。 駿河台キャンパスのアカデミーコモンに、表彰される体育会生と4月に入学を控え体育会に入部する新入生が集まった。引き締まった空気の中、冒頭で大六野耕作学長から挨拶の言葉が述べられた。「一つのことを極めようとする姿勢が多くの人々の心を動かす」と伝え、選手たちを激励した。 表彰の冒頭では、昨年度から創設された児玉圭司スーパーアスリート報奨金受賞者11人が紹介された。国際大会に日本代表として出場した選手が対象とされており、出席した4人が児玉氏から目録を受け取った。 (写真:左から卓球部の宇田幸矢、戸上隼輔、児玉圭司氏、スケート部の樋口新葉、水泳部の水口知保) スポーツ表彰の優秀賞は、国際大会での入賞や国内大会での優勝が対象で、31人に個人表彰、10部に団体表彰が授与された。受賞者それぞれの名前が読み上げられ、各選手は胸を張って返事をする。個人表彰では拳法部の木村柊也(文4)、団体表彰ではフェンシング部の佐藤琴美(政経3)が代表して大六野学長から表彰状を受け取った。国内大会で準優勝を収めた個人18人と団体4部には敢闘賞が贈られた。個人では競走部の木村稜(政経3)、団体ではラクロス部の平井颯太(営4)が表彰状を受け取った。(写真:優秀賞個人表彰を受ける拳法部の木村柊也) 大学関係者からの祝辞の後には、表彰者を代表してソフトテニス部の原口美咲(商4)が代表挨拶の言葉を述べた。祝辞や代表挨拶を通して、数々の輝かしい成績を残した選手たちの活躍をたたえるとともに、新たな1年の健闘と飛躍に期待が寄せられた。 続いて、体操部の内野菜々美(令5営入学)が新入生代表挨拶を行った。緊張の面持ちながらも、入学後の抱負を堂々と伝えた。次に、応援団がパフォーマンスを披露。新入生へのエールを込めて楽器隊やチアリーディングも含め、熱く会場を盛り上げた。新入生も手拍子をして、校歌を含む3曲の雰囲気を楽しんだ。(写真:迫力のあるパフォーマンスを披露する応援団) その後に企画として、世界の舞台で活躍する選手4人によるトークショーが開かれた。登壇したのは、北京冬季五輪に出場し団体3位に貢献したスケート部フィギュア部門の樋口新葉(商4)、卓球男子ダブルスで世界ランキング1位の宇田幸矢(商3)・戸上隼輔(政経3)組、ハンドボール男子ジュニアアジア選手権に日本代表として出場し日本の優勝に貢献した北川雄聖(農2)。司会者からの質問に答える形式で、学業との両立、1年生の時にやっておいて良かったと思うこと、モチベーションの保ち方やリフレッシュ方法など、大学という新たなステージでの過ごし方に役立つ話が充実していた。多様な学生がいる環境をプラスに捉え、先輩や一般生との関わりが自分にとって大切なものになることを伝える場面も。最後には、登壇者それぞれから新入生に向けてメッセージを述べ「大事な4年間だけど、早い4年間でもあるので悔いのないように」(北川)と、スタートラインに立つ新入生の励みになる言葉を掛け、背中を押した。 [守屋沙弥香] 受賞者 スポーツ表彰 優秀賞<個人表彰> 硬式野球部:上田希由翔(国際3)、宗山塁(商2)水泳部:柳川大樹(政経2)、江沢陸(法1)射撃部:大塩勇斗(政経3)、野畑美咲(商1)サッカー部:佐藤恵允(文3)拳法部:木村柊也(文4)柔道部:光岡岳人(商2)競走部:富田峻平(営4)、杉彩文海(文3)スケート部:中條廉(政経4)、鍛冶優輝(政経4)、唐津大輔(法4)、中村柊志綺(政経3)、井口藍仁(商1)、佐藤駿(政経1)、住吉りをん(商1)、佐藤天海(政経3)卓球部:戸上隼輔(政経3)レスリング部:坂井孝太朗(文3)ハンドボール部:北川雄聖(農2)ソフトテニス部:米川結翔(商2)バドミントン部:遠藤彩斗(政経4)、武井優太(商4)、上杉杏(商4)、宮下怜(政経1)ゴルフ部:高木美咲(営3)自転車部:渡部春雅(政経2)ボードセーリング部:田中翔(政経4)、内藤紳之介(法3) <団体表彰>硬式野球部、射撃部、スケート部、卓球部、フェンシング部、ソフトテニス部、拳法部、自転車部、ボードセーリング部、明大スポーツ新聞部 スポーツ表彰 敢闘賞<個人表彰>競走部:木村稜(政経3)端艇部:寺井昇平(政経4)、大竹海斗(政経3)、東坂謙志(法3)、中山祐貴(農3)、中條扇之介(商2)、佐々木丈(政経2)、水泳部:宮坂倖乃(法4)、田渕海斗(情コミ2)、廣島偉来(政経2)ソフトテニス部:原口美咲(商4)、西東彩菜(商3)ウエイトリフティング部:上水良介(政経4)、深見健(政経1)少林寺拳法部:松田大毅(商4)、神嵜真季(政経3)、中野なつみ(商3)自転車部:白尾雄大(理工4)<団体表彰>水泳部、ヨット部、少林寺拳法部、ラクロス部READ MORE -
広告出稿をお考えの方
明大スポーツ新聞 2023.03.15「明大スポーツ」は紙面、WEBともに広告掲載を承っております。私たちの活動は皆様のご協力なしにはできません。 広告の種類紙面:最低価格5,000円~ご案内しております。 WEB:バナーやTwitter広告等も承っております。詳しくは下記のご案内書をご覧下さい。2023年広告企画書.pdfまた、広告掲載をお考えの方は下記URLからご登録頂けます。 meisupo.net/contact/ 本文に 御社名・御担当者名・お電話番号・掲載希望箇所 をご記入の上、送信してください。そちらのご不明点がありましたら下記までご連絡ください。メールアドレス:msportsad61@gmail.com 電話・FAX(部室):03-3233-3760 携帯電話(担当・栗村携帯): 080-8432-3214READ MORE