殆どトラフィックが上がっていない時にも出るが、600Mbps以上で通信を行うとかなりの確率でこのメッセージが出る。
LAN1(LAN側)・LAN2(WAN側)共にだ。
そこで受信バッファサイズを変更してみた。
これによって「エラーカウンタがカウントアップしています」のワーニング発生頻度が低下した。
ただしワーニングが出なくなったわけではい。
最大サイズはファームバージョンによって異なるようだが、Rev.14.01.41の場合は以下のようになっている。
smallの場合
max-buffer=5000
max-free=1300
min-free=124
buffer-in-chunk=1250
init-chunk=1
middleの場合
max-buffer=10000
max-free=4950
min-free=240
buffer-in-chunk=2400
init-chunk=2
largeの場合
max-buffer=20000
max-free=5600
min-free=93
buffer-in-chunk=931
init-chunk=6
small,midiam,largeはパケットのサイズの事だろうか。
現在の設定値はshow status packet-bufferで確認できる。
変更は以下のように行う。
system packet-buffer small max-buffer=5000 #smallグループのmax-bufferを5000にする。
system packet-buffer middle max-buffer=10000 #middlelグループのmax-bufferを10000にする。
system packet-buffer large max-buffer=20000 #largeグループのmax-bufferを20000にする。
system packet-buffer small max-free=1300 #smallグループのmax-freeを1300にする。
system packet-buffer middle max-free=4950 #middlelグループのmax-freeを4950にする。
system packet-buffer large max-free=5600 #largeグループのmax-freeを5600にする。
CPU負荷はフィルタなどの設定を見直すと下げられる。
CPU負荷を上げない事がバッファオーバフローの抑制につながるそうだ。
不要なフィルタは設定しないなど、負荷のかかる作業を出来るだけ省く。
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