CROSS TALK 伊藤忠商事のタテ・ヨコ・ナナメ

タテ・ヨコ・ナナメの
いろんな関係性で見えてくる
伊藤忠商事の社員同士の強いつながり。

 

新入社員×指導社員クロストーク

  • 岡田光示
  • 食料カンパニー

    2011年入社
    総合職(指導社員)

    岡田 光示Koji Okada

  • 前田実穂
  • 食料カンパニー

    2018年入社
    総合職(新入社員)

    前田 実穂Miho Maeda

強い商人へと育てる伊藤忠商事の「指導社員制度」とは

伊藤忠商事では、人材育成のスタートである入社1年目の教育として、新入社員に一人ずつ「指導社員」がつき、社会人としての意識の徹底や基本動作の習得、伊藤忠の企業文化や仕事の進め方への理解の促進など、精神面を含めた総合的な指導を行う「指導社員制度」を導入しています。今回は指導社員・新入社員として1年間を過ごした岡田さんと前田さんが、これまでの軌跡と成長を振り返ります。

親身さは想像以上
指導社員制度が社会人の道を正しい方向に導いてくれる

親身さは想像以上
指導社員制度が社会人の道を
正しい方向に導いてくれる

  • 前田実穂
    初めて農産・加工課に挨拶した時はとても緊張していました。でも、岡田さんが仕事のことを丁寧に説明してくださいましたよね。話しやすくてホッとしたのを覚えています。それと指導社員制度のことは入社前から知っていましたが、週に1度面談を行い業務の進捗を確認してくれるなど、ここまで熱心に指導していただけるとは思っていませんでした。
  • 岡田光示
    僕が入社1年目に大きな仕事を任された時、2週間かけて資料を作ったのに全然上手くできなくてね。2年目の先輩が引き継いでくれたらほんの15分で完成させてしまった。その時、「分からないことは何でも聞いて理解しながら進めなさい」と言われたんだよ。面談も、正しい方向に導いてあげられるようゆっくり相談できる時間を設けた方が良いと思ったんだ。
  • 前田実穂
    私は分からないことがあると自分で考えてから人に聞くタイプでしたが、岡田さんから「うまく周りの人を頼りながら進めて行った方が良い」と言われ、とても楽になりました。それから、WhyとReally。電話の会話一つでも「なぜ?」「本当?」という意識があれば物事の理解が深まると教えてくれました。普段の業務でもこの2つを追求するよう心掛けています。
 

まずは土台を固め、会社に必要な存在になれ
それが将来への第一歩

まずは土台を固め
会社に必要な存在になれ
それが将来への第一歩

  • 岡田光示
    この1年間、指導社員として前田さんを見てきて感じるのは、自分が納得するまで突き詰めて考えられるようになったよね。これはとても大きな成長だと思う。なぜなら、仕事を進めていく上で「なぜこの仕事をするのか」「なぜこういう結果になるのか」と考えることはとても大切だから。僕の経験では、ミスやトラブルが起きるのは大体それを怠った時なんだよ。
  • 前田実穂
    社内外の方との会話の受け答えや所作といった基本的なことはもちろん、仕事上の守るべきルールもたくさん学ばせてもらいました。岡田さんはどんなに忙しい時も表に出さないじゃないですか。課の雰囲気も、みんな忙しいのが当たり前だから表に出すのはダサイみたいなところがありますよね。それってすごく大切だと思うし、私も意識するようになりました。
  • 岡田光示
    2011年の入社式で、当時の岡藤社長が「まずは会社の立派な歯車になれ。歯車とは、1つ欠けては組織全体が動かなくなってしまう、非常に大切なことだ」と仰ったんだ。歯車って悪いイメージを抱くことが多いけど、僕はその言葉に感銘を受けた。前田さんにも前ばかり見据えるのではなく、足元を固めながら会社に必要な存在になってほしいと思っている。
 

仕事のやり方とあり方を学び、次の目標が生まれる
そして人は大きくなる

仕事のやり方とあり方を学び
次の目標が生まれる
そして人は大きくなる

  • 前田実穂
    岡田さんには仕事の「やり方」だけではなく「あり方」も学ばせてもらっていると思っています。サプライヤーやお客様とコミュニケーションを図る時も相手の気持ちを深く考えて発言したり、後輩に親身に接したり。見習わなければならない部分が私にはまだまだたくさんありますし、少しでも近づけるよう今後も頑張りたいです。
  • 岡田光示
    自分がどんな大人になりたいのか、仕事もプライベートも将来の自分の姿をイメージしながら、プロ意識を持って頑張ってほしいな。僕の思うプロ意識とは、常に全力を出し、結果を出し続けること。それと、嘘だけはつかないで欲しい。嘘でごまかすと次のステップを踏めなくなってしまうので、間違ったことは素直に認めて、自分らしく前に進んでください。
  • 前田実穂
    今後は数字により強くなって、岡田さんと一緒に担当しているフルーツの商売を少しでも拡大することがいまの私の目標です。そのためにもすべての業務に主体性を持って取り組みたいと思います。そして将来的には、他のカンパニーと一緒に新しいビジネスを創ったり、長期的に利益を生み出す仕組みづくりにも携わったりすることができれば嬉しいです。
 

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