1ページ目から読む


 舞台の演出まで手がけているなどとなっているが、それらはすべて事務所のスタッフがやっていることで、ジャニーさんが指示をしているのを見たことがない。あの人はたんなるスケベジジイでしかない。

 滝沢のインタビューは、この木山氏の記述内容を裏付ける重要な証言であることがわかるだろう。とすると、ホモセクハラや性的虐待に関する記述内容も、信ぴょう性が改めて深まってくる。

 厳格な審査で有名なはずのギネスの認定員は、一体、ジャニー氏の何を見て認定を決めたのか。今からでも遅くない。ギネスの権威を保つためにも再審査の必要があるのではないだろうか。



(渡邊孝浩)

※コチョコチョ:合宿所に寝泊まりするタレントの布団に忍び込み、マッサージをしながらその下半身を弄ぶこと。

<バックナンバーはこちらから>

54年前、毒牙にかけられた「初代ジャニーズ」(第1回)
16歳の「おれ」にジャニー喜多川が繰り返した性行為(第2回)
13歳を誘い犯した、ジャニー喜多川のパワハラと“行為”(第3回)
16歳の“僕”が「スター抜てき」と引き換えたもの(第4回)
「行為」をしなければJr.で終わる(第5回)
ジャニー喜多川氏の「泡風呂の儀式」「頬にキス」(第6回)
昼は食事を与えられ、夜は精を吸われる(第7回)
恥辱に耐えた“僕”すら拒絶したホルモン注射(第8回)