やまと興業(株)

やまと興業は1944年に農機具の製造・販売会社として創業し、現在は二輪・四輪車用部品のパイプ加工、コントロールケーブル製造を主力としています。なかでも「走る」「止まる」といった基本動作において重要な役割をはたすブレーキケーブルやスロットルケーブル、クラッチケーブルなどのコントロールケーブルを軸とし、国内二輪車トップメーカーとして60％以上のシェアを誇っています。
創業時から培ってきた技術やノウハウが詰まった製品は高精度・高品質で、コストパフォーマンスに優れているという評価を頂き、現在では二輪車においては国内全メーカーのコントロールケーブルを手掛けられるまでになりました。

創立50周年の区切りの年（94年）からはオリジナル商品の開発にもチャレンジするようになりました。高輝度発光ダイオード（高輝度LED）に着目し、自社ブランドのLEDライトを作りました。以来、同社はさまざまなタイプのLEDライトを開発。なかでも7色のLEDペンライトは、いまやコンサートなどで使用される定番アイテムなり、祭りの提灯などに使える、揺らぎ現象付きLEDろうそく「ちょうちん安光（あんこう）」も発売以来、20万個を販売するほどの大ヒット商品となっています。

弊社の柔軟なモノづくり力は、食品の分野にも応用されています。
その象徴的な商品が「微粒子粉末茶 なのの茶」があります。「静岡県産の茶葉を低温・無酸化製法によって最少200ナノの粉末に加工したもので、これまでってきた技術やノウハウ、そして最新の設備を活用し、当社にしかできない商品を生み出すことができました。

やまと興業がこうしたヒット商品を手掛けてきた背景には「各部門が一体となって多様化したニーズに対応しようとする姿勢、そしてつねに新商品や新企画を提案しつづけるチャレンジ精神」からきています。
ものづくりを通じて社会に貢献するためにやまと興業はこれからも進んでいきます。