青森県六戸町で住宅などが燃える火事があり、焼け跡から5人の遺体が見つかった。警察は放火殺人の可能性も視野に捜査している。

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4月13日午前1時すぎ、六戸町犬落瀬の十文字利美さん(68)の住宅で「家が燃えている」と、十文字さんの孫(13)から警察に通報があった。

この火事で、2階建て木造住宅と同じ敷地にある物置小屋と車庫が全焼し、住宅の焼け跡から5人の遺体が見つかった。

「家族が『火事だ!』って言うから外出たら、ぶわーっと」
「家族が『火事だ!』って言うから外出たら、ぶわーっと」

近くに住む人:
家族が「火事だ!」って言うから外出たら、ぶわーっと。ものすごい炎あがってた。普通の火事じゃないなって感じ。

火事のあった住宅は、十文字利美さんを含む8人暮らし
火事のあった住宅は、十文字利美さんを含む8人暮らし

警察によると、この家は十文字利美さんを含む8人暮らしで、このうち88歳の母・67歳の妻・39歳の次女・9歳の孫の4人と連絡が取れていない。

十文字さんと16歳・13歳の孫の3人は寝ていたが、逃げて無事だった
十文字さんと16歳・13歳の孫の3人は寝ていたが、逃げて無事だった

十文字さんと、16歳と13歳の孫の3人は寝ていたが逃げて無事で、次女の夫は仕事で不在だったという。

捜査関係者によると、5人の遺体のうち4人は連絡がとれていない十文字さんの家族で、残る1人は同居していない親戚の可能性があるということだ。

警察は放火殺人の可能性も視野に捜査している。

(「Live News days」4月13日放送)

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社会部

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