公務員試験の勉強もいよいよ大詰め。あとは、本番で全力を尽くすのみ!
そのような状況で気になることの一つが「当日の服装」です。
「実際何を着ていけばいいの?」
この答え、実は一次試験と二次試験で大きく違うのです。
今回は公務員試験で着ていくべき服装について一次試験と二次試験に分けてポイントを説明します。
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目次
一次試験は私服でも大丈夫!
一次試験において見た目は評価の対象にならない
一次試験は私服でも問題はありません。
なぜなら、公務員試験の一次試験の多くは、筆記試験だからです。
そのため、服装や髪型といった見た目が合否を左右することはありません。
人によっては、スーツを着慣れていない人やスーツが苦手な人もいらっしゃると思います。
そのような方は、普段着慣れている服装で一次試験に臨むことをお勧めします。
また、体温調節など、様々な環境に適応ができる準備をしておくことがポイントです。
例えば、夏の試験を想像してみください。
道中が暑いからと、半袖のみで会場入りしてみたところ冷房で会場内がとても寒い。
自分が試験に集中できない上に、くしゃみ等で周りに迷惑をかけてしまうかもしれません。
冬の試験は逆をイメージしていただければと思います。
そのためにも、夏は簡単に着たり脱いだりできるように前開きの上着等を用意することをお勧めします。
一方で、冬の場合は中に着込むと、暖房で室内が暑い時に簡単に脱ぐことができませんので、外に着込むようにしてください。
私服=なんでもいい、というわけではない
私服で良いとはいえ、何を着ても良いというわけではありません。
いわゆるオフィスカジュアルを意識しましょう。
男性であれば、Yシャツにチノパンなどがベターです。
Yシャツはなるべく白、チノパンはダークで落ち着いた色がお勧めです。
女性であれば、露出をなるべく控えた服装を心がけましょう。
男女共通のポイントになりますが、アクセサリー等も過度に華美でない落ち着いたものを選択しましょう。
ネイルも同様です。
二次試験はスーツで!
面接=スーツ
筆記試験が中心の一次試験に対して、二次試験は面接となります。
どれだけ受け答えがしっかりしていても、身だしなみが整っていなければそれだけでマイナス印象を与えかねません。
実際に、公務員試験の面接官が見ている評価ポイントの一つに「第一印象」があります。
良い第一印象を与えるためにも、二次試験はスーツをしっかり着こなし、第一印象から高評価を得られるように努力しましょう。
関連コラム:面接のマナーについてどれだけ知っている?
どんなスーツが良いの?
公務員試験の受験者は年代も様々です。
大学等を卒業して新卒として試験を受ける方もいれば、民間企業からの転職として受験される方もいらっしゃると思います。
そのため、同じスーツといっても自分のステータスに沿ったスーツを選択しましょう。
新卒の方は、いわゆるリクルートスーツで問題ありません。
自分にフィットしているスーツについては、お近くのスーツの販売を行っている店の方にお聞きするのが一番です。
サイズはもちろん、用途や、皆さんの雰囲気に沿ったスーツを選んで頂けます。
民間企業からの転職者の方はこれまで着用してきたスーツで問題ありません。
新卒の方と同様のリクルートスーツを購入する必要はありません。
普段から着慣れているビジネス向けの一般的なスーツを着用しましょう。
ただ、普段は私服で仕事をしているから、ビジネス向けのスーツがどんなものかわからない、という方はやはりお近くのスーツの販売を行っている店に向かいましょう。
髪型も面接仕様に
また、スーツ同様に重要視されるポイントが髪型です。
男性、女性問わず
・耳やおでこを出す
(女性は前髪を横に流すことや、後ろ髪をまとめることも意識する)
・寝ぐせは直す
(男性はワックスのつけすぎにも注意)
・なるべく黒染めする
といった基本的なマナーを守ることを心がけましょう。
服装も作戦!
服装も合格のポイント
ここまで一次試験と二次試験に分けて服装についてお話してきました。
当日の服装も作戦です。
大事なことは、自分の実力を発揮して、合格を勝ち取ることです。
最低限のルールを守った上で、自分の実力を発揮することがポイントになります。
「一次試験からスーツで行くんだ!」と意気込むことも素晴らしいですが、「いつもと違って集中できない」となるのであれば、実力が発揮できず本末転倒です。
一方で、「自分の実力を発揮するなら、面接だって私服だ!」となっては、ルールを守れていないため合格は不可能でしょう。
服装の準備は前日までに!
ここまで当日の服装についてお話してきましたが、当日の服装は、前日までに準備しておきましょう。
人は1日に9000回決断をしていると言われています。
決断のたびに脳に疲労がたまっていくのです。
もちろん試験は決断の連続です。
その試験の前に余計な決断で脳の疲労を溜め込むのはもったいないですよね。
だからこそ、当日の服装は前日までに確認させ、本番ではなるべく完璧なコンディションで試験に臨みましょう。
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