Division of Endocrinology and Metabolism,

Department of Internal Medicine, Jichi Medical University, School of Medicine

Introduction

最良の医療の提供と、最良の医師の育成
最良の医療の提供と、最良の医師の育成とが、わたしたちの使命です。医療へのニーズは時々刻々と変化しますし、医学も日進月歩です。それらに遅れることなく、しかも本質を見失わずに、力を合わせて邁進し続けるチームでありたいと、わたしたちは願っています。
大きな社会的ニーズ ご存知のように、内分泌代謝科の対象疾患は、糖尿病・脂質異常症・肥満・甲状腺・下垂体視床下部・副腎・骨カルシウム・電解質異常等多岐にわたります。特に、生活習慣病でもある糖尿病は40歳以上の日本人6人に1人以上が罹患しているといわれるほど増加を続けているのに、適切に対応できる専門医が不足しており、社会的ニーズの大きな領域です。
 
豊富な症例
豊富な症例が経験できることが当院の強みです。内分泌代謝科も同様であり、研修目標に掲げられた疾患群は言うに及ばず、一般の病院ではなかなお目にかかれないような稀少疾患や特殊な病態も経験できます。例えば、劇症1型糖尿病や多発性内分泌腫瘍など、教科書には記載があるが、実際に遭遇する事の少ない症例を比較的日常的に経験することで、臨床の目を養えます。後期研修生には外来診療での研修もプログラムに加えています。
 
患者中心のチーム医療を目指して
指導医2人とチームを組んで診療に当たります。日々の診療、週1回の回診、症例検討会において、症例毎の問題点の共有と解決へ向けて努力しています。糖尿病に関しては、当科の医師だけでは解決できない問題も多いため、診療科横断的かつ多職種参入型のカンファランスを定期的に開催しています(糖尿病センター合同カンファランス)。看護師、栄養士、薬剤師などのメディカルスタッフの方々とも積極的に情報交換しています。この過程を通じて、糖尿病や内分泌代謝の専門医資格は比較的スムーズに取得されるはずです。
 
患者教育・啓蒙活動
生活習慣病ではそれ自体の発症と合併症の予防が重要なテーマです。ですから、患者教育や地域啓蒙活動にも力を注いでいます。「糖尿病教室」や患者会の行事の支援を常時行っています。11月14日は「世界糖尿病デー」というのをご存知ですか?その前後1週間は「糖尿病週間」で、全国規模で様々な啓蒙活動が展開されます。
 
大学院教育
医学研究の題材は随所にあります。興味深い症例について、丁寧に掘り下げていくのも重要な医学研究の在り方だと思います。経験した症例について臨床的なデータを整理し集計するのも臨床医の大切な責務です。更に進んで、実験技法を習得して、より根源的な問題に肉薄したい意欲的な人は大学院に進むのをお勧めします。大学院卒業後は医学博士が授与されます。大学院特別講義などには内外の一流の研究者を随時お招きして、居ながらにして最先端の情報が入手できるように努力しています。 医療・教育・研究という地域拠点でもある大学病院の責務を果たしつつ、そこに参画する仲間の人生も豊かにするのが、わたしたちの使命だと思っています。そこに共感してくれる仲間を求めています。

自治医科大学内科学講座

 内分泌代謝学部門

教授 石橋  俊

●経歴

 

1982      東京大学医学部卒業

1982-1983 東京大学医学部附属病院内科研修

1983-1984 小平記念東京日立病院内科研修

1984-1989 東京大学医学部附属病院第3内科医員

1989-1994 テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンター分子遺伝学教室留学

1994-1998 東京大学医学部附属病院第3内科助手

1998-2001 東京大学医学部附属病院糖尿病代謝内科助手

2001      東京大学医学部附属病院糖尿病代謝内科講師

2001~     自治医科大学内科学講座内分泌代謝学部門教授

 

 

●学位

 

医学博士

 

●専門医

 

日本内科学会認定内科専門医、総合内科専門医

日本糖尿病学会専門医・指導医

日本内分泌学会専門医・指導医

日本動脈硬化学会専門医・指導医

 

●所属学会等

 

日本内科学会、日本糖尿病学会、日本内分泌学会、日本動脈硬化学会、日本肥満学会、日本糖尿病合併症学会、日本臨床分子学会、米国心臓学会、米国糖尿病学会、欧州糖尿病学会、アジア糖尿病学会

その他 糖尿病対策推進会議地域担当者

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自治医科大学
   内科学講座内分泌代謝学部門
Tel 0285-58-7355(ダイアルイン)
Fax 0285-44-8143