【推しの子】死亡キャラと死因一覧!死亡フラグが立ったキャラも徹底解説!
『【推しの子】』は週刊ヤングジャンプで連載中の漫画です。SNSでも頻繁に話題となっている人気作品であり、2023年4月からアニメも放送開始されます。 芸能界を舞台とした本作品ですが、母親を殺害した真犯人を追う「サスペンス要素」も盛り込まれており、死亡者も多数。本記事ではこれまでに死亡したキャラクターとその死因、これから死亡しそうなキャラクターを解説します。 ※この記事は2023年4月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『【推しの子】』死亡キャラ一覧!自殺?それとも他殺?
名前 | 死因 |
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①雨宮吾郎(→アクア) | アイのファンに突き落とされる |
②星野アイ | ファンに刺される |
③片寄ゆら【最新】 | カミキヒカルに殺される |
名前 | 病名 |
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①天童寺さりな (→ルビー) |
退形成性星細胞腫 |
2023年4月現在『【推しの子】』で死亡したキャラは7名。うち3人の死因は他殺です。自殺したとされるキャラクターも、本当に自殺したのか疑わしいような不審な点が見られます。自殺したキャラクターには何か別の真相があるのかもしれません。 次の項目からは、各キャラクターの概要や死因、誰に殺されたのかを詳しく解説します。
星野アイ
アクアとルビーの母親であり、第1巻のメインキャラクター。瞳の中に星のマークが浮かんでいるのが特徴です。 12歳の頃に「苺プロダクション」の社長にスカウトされて、アイドルとなりました。天性の才能を持つアイドルであり、特にカリスマ性に優れています。 16歳の頃に妊娠し、いったん活動を中止して双子を出産。父親については謎に包まれています。連絡をとっている描写もあり、仲は悪くないように見えますが……。
ファンに刺される
死亡巻数・話数 | 1巻9話 |
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死因 | 他殺 |
犯人 | リョースケ |
享年 | 20歳 |
20歳の頃にはトップアイドルに上り詰めるものの、自宅の玄関でストーカーのリョースケに刺されて死亡します。
- 熱心なファンだったところを子どもがいたことを知ってショックを受けた
- 男がいたことで「好き」とファンに言っていた言葉が嘘であると感じた
アイの死は、事務所の社長やアクア・ルビー、アイドルファンなどさまざまな人物に暗い影を落としました。
真犯人の存在をアクアが確信
アイの死因はファンのリョースケによる逆恨みでした。しかし以下のような理由から、アクアはリョースケを裏で操っていた真犯人がいると確信します。
- リョースケが自身を殺した犯人と同一人物であったこと
- 一般人(リョースケ)は知らないはずのアイたちの家の場所を知っていたこと
真犯人がいることを確信したアクアは、アイを死に追いやった人物に復讐を決意。闇の深い芸能界へと足を踏み入れます。 アイを殺害した真犯人を追うという大きな目的ができたことで、物語は大きく動き出しました。
アイが生きてる?復活した!?
アイが死亡したことは揺るぎない事実です。前世は医者だったアクアが、彼女の死を実際にその目で見届けているので、実は生きていたという可能性はほぼゼロに近いでしょう。 復活の可能性として挙げられるのは、アイがアクアやルビーのように転生するというもの。アクアは何度かアイが実は生きていたという夢を何度か見ているので、これが伏線となるかもしれません。ただ、この夢は単に彼の願望をあらわしたものという線もありえますが……。 また作者がアイについて「漫画のキャラクターとしては強すぎた」と語っていることから、彼女が存在するとストーリーを進めづらいという事情もうかがえます。こうした制作サイドの都合も踏まえると、アイは今後回想シーンにのみ登場という形になりそうです。
雨宮吾郎(→アクア)
雨宮吾郎は第1話から登場する人物で、物語開始時は産婦人科医として働いていました。ある日彼は、子どもの頃から病気に苦しむ「さりな」という女の子と仲良くなります。しかし彼女は12歳という若さでこの世を去ってしまいました。 アイドルに憧れるさりなの影響でアイドルグループ「B小町」の星野アイのファンになった吾郎。そんな彼の元になんと妊娠したアイがやってきます。そこで吾郎はアイの出産をサポートをすることとなったのです。
アイのファンに突き落とされる
死亡巻数・話数 | 1巻1話 |
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死因 | 他殺 |
犯人 | リョースケ |
享年 | 不明 |
吾郎はアイの出産直前に何者かによって突き落とされ死亡します。その後はアイの子どもに転生することになりました。 愛久愛海(あくあまりん)という名前のアイの子どもとして転生し、幸せに暮らしていた吾郎改めアクアでしたが、アイはストーカーに刺されて死亡してしまいます。 アイを殺したのは、自身を突き落とし殺害した「リョースケ」という人物でした。しかし裏で手引きをしている人物がいると勘づいたアクアは「推し」であり「母親」でもあるアイを殺害した真犯人に復讐するため、真犯人がいるであろう芸能界に足を踏み入れます。
天童寺さりな(ルビー)
アクアの前世である吾郎が働いていた病院にいた少女。アイドルオタクであり、特にB小町の星野アイの熱烈なファンでした。吾郎にとても懐いており「結婚して」と発言しています。
病気で死亡
死亡巻数・話数 | 1巻1話 |
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病名 | 退形成性 星細胞腫 |
死因 | 病死 |
享年 | 12歳 |
天童寺さりなは病気により、12歳で死亡してしまいました。 死亡した後は、ファンだったアイの子どもに転生。しかしまだ小さい頃にアイはストーカーに殺され、事務所の社長夫人に引き取られて育ちます。高校生になると芸能科がある学校に入り、前世からの夢だったアイドルになるために活動を始めました。 実の兄であるアクアが前世で好意を抱いていた「ゴロー」であることはまだ知らないままです。いずれ来るであろう「前世バレ展開」には要注目ですね。
リョースケ
アイの熱狂的なファンであり、何者かによってアイに子どもがいると知って彼女を殺害しました。アイの出産直前に担当医の吾郎(アクア)を殺害した犯人でもあります。 男がいて、さらに子どもまでいたアイに対して「裏切られた」と感じ反転アンチと化したようです。
アイを殺した後に自殺
死亡巻数・話数 | 1巻10話 |
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死因 | 自殺 |
享年 | 22歳 |
アイを殺害した後は、自殺したことが判明しています。 アイ殺害の実行犯ではあるものの、彼単独でアイを殺害したとは考えにくく、何者かに操られ、都合よく利用された犠牲者だった可能性もありますね。
上原清十郎
2.5次元舞台編で登場した劇団ララライの役者、姫川大輝(ひめかわたいき)の父親です。売れない役者であったものの、朝ドラのヒロインを務めた経験もある姫川愛莉と結婚しました。
姫川愛梨(妻)と心中
死亡巻数・話数 | 7巻68話 |
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死因 | 自殺 |
享年 | 不明 |
作中ではすでに死亡しており、姫川大輝が5歳の頃に妻の愛莉と心中自殺しています。アクアは自身の父親を探す過程で彼、上原清十郎がアイ殺害の真犯人と考えていました。しかしすでに死亡した人物だったわけです。 これでアクアの復讐劇も終わり……などということはなく、アクアの実の父親は別に存在しました。ただのブラフ役だったわけですね。
姫川愛梨
朝ドラにヒロイン役として出演したこともある人物です。
上原清十郎(夫)と心中
死亡巻数・話数 | 7巻68話 |
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死因 | 自殺 |
享年 | 不明 |
上原清十郎と同じくすでに死亡しています。死因は上原清十郎とともに心中をはかったからとのこと。アクアが名前を知っていたことから、それなりには有名人だったと思われます。 上原清十郎のついでに語られた人物であり、死亡しているため作中には登場しません。
片寄ゆら【最新】
SA芸能に所属する女優。知名度はあるものの、三十路を迎えており不知火フリルや星野ルビーをライバル視する発言が見られました。 ゆらは初登場の109話で、仕事に対する不満をぶちまけながらも「もっといい役者になりたい」と大きな夢を語っていました。そのときの彼女の右目にはアイを思わせる星が浮かんでおり、キーパーソンになりそうな気配が漂います。
カミキヒカルに殺される
死亡巻数・話数 | 11巻109話 |
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死因 | 他殺 |
犯人 | カミキヒカル |
享年 | 25歳 |
ゆらは109話の終盤でリフレッシュのため登山に出かけ、そこで頭に大怪我を負いおそらく死亡しました。そばにはカミキヒカルの姿があり、「価値ある君の命を奪ってしまった僕の命に重みを感じる」というセリフからも、彼に突き落とされたことがうかがえます。 その後ゆらは音信不通としか語られていませんが、カミキの発言を考えても死亡してしまった可能性が高いです。登場した回で即死亡しており、あまりにも不憫すぎます……。
黒川あかねの死亡フラグ4選を徹底解説!既に死亡している!?
黒川あかねは「恋愛リアリティーショー編」から登場したキャラクター。リアリティショー終了後は番組の流れもありアクアと恋仲になります。 そんな彼女ですが、いつ死んでもおかしくないほど死亡フラグが立ちまくっています。主な理由は洞察能力の高さ。与えられた役になり切る能力により洞察力が非常に高く、作中では真犯人にいち早く気づきそうな有能ぶりを見せています。 これから、彼女の死亡フラグについてそれぞれ解説します。
①カミキヒカルに近付き過ぎている
巻数 | 8巻 |
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あかねは持ち前の洞察力を活かし、カミキヒカルの存在にたどりついてしまいました。今後、彼がやってきたことをすべて暴いてしまいかねない彼女の存在は、カミキにとって邪魔なことこのうえないでしょう。 “知りすぎた”人間が黒幕に消されてしまうのはミステリーのお約束なので、彼女がこれから何らかの形で狙われ続けることは間違いないです。
②映画の「出演者インタビュー」に登場しない
巻数 | 1巻 |
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本作の第1巻には『15年の嘘』の出演者インタビューが出てきます。あかねは想定キャストの段階でアイ役、つまり主演として名前が挙がっているにもかかわらず、このインタビューに一切登場しません。ちなみに主要人物のなかではアクアとルビー、かなのインタビューが描かれています。 そのためあかねは映画の撮影時点で死亡しているのではないか、という考察もされてきました。 しかしあかねのほかにルビーと不知火フリルもアイ役の候補になっており、今後は3人が主演を懸けて争う展開になりそうです。この主演争いであかねは負け、映画自体に出演していないのかもしれません。 また単純に、1巻の段階で描かれていないだけで、後になってインタビュー映像が出てくるという可能性もあります。
③一度突き落とされるなど危ない目に遭っている
巻数 | 5巻 |
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あかねは一度、歩道橋でフードをかぶった男性に突き飛ばされ、階段から落ちかけたことがあります。このときはアクアが助けてくれたので大事には至りませんでした。また男性もわざとではなくぶつかっただけだったらしく、あわてて謝罪しています。 ただしこの男性が事故を装ってあかねを殺害しようとしたという線も否定できません。彼がカミキの差し向けた刺客だとすると、今後彼女にさらなる危険が及ぶ可能性もあります。
④アクアと序盤から恋仲になる
巻数 | 11巻 |
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そもそもアクアと恋仲だったということ自体、あかねにとっての死亡フラグになりかねません。メタ的な話にはなりますが、アクアにとって大切な存在のひとりである彼女が殺害されれば、彼の復讐理由がさらに強化されるからです。 またカミキの立場で考えれば、元恋人のあかねを亡き者にすることでアクアに「これ以上余計なことをするな」と警告することもできます。その理論で考えると、かなやルビーも危ないですね……。
これからも死亡キャラは出るのか?真犯人の目的に注目
『【推しの子】』の死亡キャラについて解説しました。アイを殺害したと思われるアクアとルビーの父親。彼の目的によっては、さらに死亡キャラが増える可能性もあります。 真犯人の目的とはいったいなんなのか?これからの展開に要注目です!