講談社は10日、青い鳥文庫の公式サイトを更新。2022年11月に刊行した「ゲームの歴史」(全3巻)の内容に事実誤認等が多数あったとし、販売中止を発表し、謝罪した。

同書は、ベストセラーとなった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の原作者として知られる岩崎夏海氏とライターの稲田豊史氏による著書。コンピューターゲームの歴史を解説したものだが、発売後、内容について誤りを指摘する声が相次いでいた。

同社は「弊社より2022年11月に刊行しました『ゲームの歴史』全3巻(岩崎夏海稲田豊史著)につきまして、多くの方々にご指摘いただいた通り、内容に事実誤認と情報元が確認できない箇所が多数見つかりました」と認め、「このため、販売を中止するとともに、書店に対して店頭在庫の早急な返品対応を依頼いたしました」と報告した。

「本書は岩崎夏海氏が企画・構成・口述を、稲田豊史氏が文章を担当したものですが、編集部による事実関係の確認が不十分だったためにこのような事態となりました」と経緯を説明。「ご購入いただいた読者のみなさま、関係者のみなさまに多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。