成田悠輔氏、SNSで見かける“ある投稿”を問題視　「結構ヤバいなと…」

19日、元テレビ東京のプロデューサーの高橋弘樹さんが展開するYouTubeチャンネル『ReHaQ-リハック-』が動画を更新。

出演者の半熟仮想株式会社代表でイェール大学助教の成田悠輔さんとともに、“謙虚さ”について語るなか、成田さんがSNSで見かける「結構ヤバイ」と感じる投稿について語りました。

【動画】「『しくじり先生』みたいな発想をもっと広めてもいいと思う」とも語る成田さん。その理由は…

■高橋氏「謙虚さを保つのって難しい」

高橋さんは、現在は終了したYouTubeチャンネル『日経テレ東大学』のプロデューサーであり、“パンダ”に扮し進行役を務めていましたが、「モットーにしてたのは『批判をしない』。違う考えの人に対して、“共感”は無理。でも“理解”や“許容”に至りたい…と思ってやっていた」と振り返ります。

現在41歳の高橋さんは「ずっと会社で働いてると、自信とか出てきちゃって。やや傲慢になって『無知の知』とか『不完全性』に目がいかなくなっちゃったりする」と分析。「ここらへんの謙虚さを保つのって難しいなと思う」と語り、成田さんに意見を求めました。

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■成田氏「最近学んだのは…」

この質問に成田さんは自身について「基本、なんも分かってない」とコメント。つづけて、考えかたや見かた、思考実験（頭の中で想像するのみの実験）を話すものの、強い主張があるわけではないことを説明し、「人と議論を戦わせる…みたいな感じのことにならないし、そんなに興味もないという感じ」と意見を述べます。

また、今年2月には「高齢者が集団自決すべき」との発言が物議を醸した成田さんですが「最近学んだのは…」と切り出し、「思考実験みたいなことを話していると、“極論”を考えることが多い。それを口にすると、その極論を主張していると思う人たちが世の中にはたくさんいて、すごい怒られる…というのを学びました」と淡々と語りました。

■SNSで成田氏が「結構ヤバい」と感じるのは…

高橋さんが語った「自信が出てきたゆえに傲慢になってしまう」件に関して成田さんは、「大学教授とか、壇上に立つ人達って年齢も経験、地位も上。積み重ねてきた経験やプライドがあるので、どうしても“押し付ける側”になりがちなんだと思う」と見解を示し、「教える側がそういう人ばっかだと、学ぶ側の意欲を削いじゃう可能性がある」と懸念を口にします。

つづけて「SNSでキレてる人は多いけど、そういう人を見ると謎の匿名アカウントみたいな人がいる一方で、大学の先生とか知識人ぽい人がものすごいキレてたりする。後者は結構ヤバいなと思っていて」「自分の中で積み重ねてきたものがあるだけに、それと異なる世界をなかなか許容できないと常に怒りを表明しがち」と考えを伝えました。

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