主将です。
子どもが寝た21時。
これからエドガーVSアルドを観ます。
UFCはアメリカで土曜のプライムタイムに放映される。
で、日本だと、それは日曜の真っ昼間。
子どもと一緒にいる時間だから、
生放送で観るのは、ちょっと気が引ける。
マウントしてヒジの連打とか、そういうシーンをみせていいものか、と。
だからこうなるわけなんだけど、
夕方にウルトラマンの再放送を子どもと一緒にみていると
アレっっ? って気もする。
昔の子ども向けヒーローものって、めちゃくちゃ残酷なんだよね。
怪獣のまっぷたつに切り裂いたり、両手両足を引きちぎったりで、
血がドクドク流れ出し……。
怪獣や宇宙人をやっつける理由も、実に人間本位で理不尽な場合が多いし。
「人間同士の本当の闘いをみせるのと、フィクションの闘いをみせるのとでは、影響が異なる」とは思うが、
「人間同士の闘いだからこそ、残酷であり、フィクションならば見せても大丈夫」と考えるべきなのか
「人間同士の徒手格闘をみせてこそ、現実の痛みを感じさせられる。闘いとは、武器を使わず1対1で行うものなのだと印象づけられる」と考えるべきなのか、
微妙な気もする。
松木副将のお父さんは「寄ってたかって、一人を倒すなんて、卑怯なもんを観るな!」と、戦隊モノの番組をみせてくれなかったらしいが、松木副将の“気は優しくて力持ち”な強さをみると、その教育方針は、まったく見事なものなのだったのだと思う。ま、体型はキレンジャーになったわけだけどね。