会話

セラ○ン自体はどう転んでも決して好きじゃないし色々と今に至るまで有害だと思うけど、表層のストーリーとは別に見え隠れしているこういう決して単純ではないメタレベルの意味の層が一貫して存在しているという点では凄くよくできてるとは思うし、→
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→ジャンルを問わず大抵の作品ではそこまでの意味の重層性とテーマ性を一貫して持たせられる方が少ないから、逆に言えばそれができている時点で一定以上のクオリティを達成した作家性があるんだよね。批評的なセンスって何よりこういう意味性をニュートラルに読み取れるかどうかだと思う。
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当たり前だけど読み解かれるべき意味の層が“よくできている”ことは絵や文章の技巧的な巧拙と同じくらい善悪とも政治的な正しさとも関係がないんだけど、大抵の奴は“今時の政治的な正しさに沿った褒めてもらえる読み方”をしようとするだけで、“意味そのものを読む”ことをそもそも体感的に知らない。