2011.06.11 (Sat)
安全な瞑想・解脱の方法「超能力仙道入門」
さいきん瞑想のことで迷走中だったフラ男のモヤモヤが
「秘法!超能力仙道入門」を読んで晴れた。
モヤモヤの理由はクンダリニー・ヨーガやホロトロピックみたく無理やり急激に覚醒(解脱)に持っていく危険なやり方しなくても、安全に出来そうな方法がこの本に載ってたからだ。
フラ男みたいな素人は結果を先走らずに、この本やヴィパッサナーや成瀬さんの瞑想法のように段階的なトレーニングを経ていつの日か開眼すりゃいいんだってことが分かった。
見ての通りの怪しい表紙&タイトルだけど、内容は「仙道」のトレーニング方法を具体的に教えてくれる実用そのものな本で楽しかったから簡単にまとめてみた。
◆仙道とは
要は、ヘミシンクやトランスパーソナル(ホロトロピック)、クンダリニー覚醒など呼吸法・瞑想、音などなどの手法で体外離脱(解脱)する技術の中国バージョンだ。
◆修行のプロセス
仙道の場合もモンロー(ヘミシンク)のフォーカスレベルみたいに段階的にレベルアップしていく仕組みになっているようで、いろいろ種類はあるみたいだけど大きく大別すると
「小周天→大周天→出神→タオ」みたいなステージがあるらしい。
・小周天・・体内のツボみたいなポイントに順に気を送って体中に巡回させる
・大周天・・陽神っていう気で出来た分身を作る
・出神・・・・陽神(分身)を体外離脱させる
・タオ・・・・気化(大気と一体化)=本質に戻る→自我を消して空(くう)になる?
◆呼吸法(武息・調息)とは
仙道の修行もヨーガと同じく呼吸法があって、それが「武息」でやり方は、
①鼻から息をスッスッスッと断続的に吸いお腹を膨らませる&肛門しめる
②その状態でしばらくステイ&丹田あたりに意識を集中
③鼻から息をハッハッハッと断続的に吐きお腹をへこませる&肛門ゆるめる
ちなみに息を断続的じゃなく滑らかにゆっくりするのが「調息」
◆小周天とは
ヨーガの世界ではチャクラっていう7つ程の気(プラーナ)を感じる中継ポイントがるけど、それと似たようなのが仙道にもあってそれが左画像
丹田に始まり会陰部を経由して背中側から頭に上げてお腹側へ降り返す感じで各中継ポイントに気を意識して巡回させるのが小周天のイメトレ。
で、このトレーニングを日々続けてると、しだいに下腹が熱くなってきて振動を起こすから、その陽気も訓練の時と同様に各ポイントに移動させて、それが一周できるようになったら小周天マスター。
まぁこんな感じで小周天の次は大周天・・ていうステージを経て最終的にはゼロになるみたいな究極のステージがあるから、詳しく知りたい人は買って読んでねってことで・・
◆感想
最終的には、この本の最後もそうだけど、仏教(唯識)やモンローのヘミシンク、ニューエイジ系と同様に空とか仮の世界みたいな所へ行き着く結びだった。ようするに現象があるだけで、実は何も実存していことを体験するのが悟るってことみたいな・・
物理法則その他の今まで教えられてきた概念(影響)を一切受けない心になった時に本質が見えるってことなんだろけど、それもまた幻じゃねって気もしたり・・
上記が理論的な考察で、それを実際に体感するのが修行(瞑想)。たぶんそれは呼吸・心拍も含め、一切のこと全部を放棄すりゃ答えは分かるんだろうな~って思う。
そんで、それに近づけるため、洋の東西を問わずいろんな手段があるんだな~ってことも最近だんだん分かってきた。
一応その中ではこの本が意表をついて一番具体的かつ詳細で、なによりリスクが少ないんじゃねっとも思た。まぁ他の本読んだらまた変わるかもしれないけど・・・終わり。
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