競泳の世界選手権(7月・福岡市)代表選考会を兼ねた日本選手権(8日、東京アクアティクスセンター)の女子50メートルバタフライで池江璃花子(22=横浜ゴム)が25秒59で優勝し、100メートル自由形、100メートルバタフライと合わせた3冠を達成した。
日本水連の選考基準を満たし、100メートルバタフライに続く代表切符をつかんだ。池江がレース前日に「結果を出して終わりたい」と話してように、好タイムで同種目3連覇を果たした。所属の横浜ゴムもツイッターを更新し「再び池江璃花子選手の笑顔です!」とし「感動をありがとうございました!」と記した。
この投稿にファンからは「おめでとう」という声とともに「とてもいいパフォーマンスと笑顔をありがとう」「スタート前から感動でした」「この時を待ってました」「池江さんのがんばりにすごいパワーをもらいました」「(出身地)江戸川の星」との意見が書き込まれていた。
2019年の白血病発症前と比べると、まだ万全といえない状態。ベスト体重にも5キロ足りないという。実際、18年に自身が出した日本記録25秒11には及ばないが、24年のパリ五輪に向けて着実にレベルアップしているようだ。