自動車保険

新規加入をご検討の方

ご契約中の方

保険商品のご案内

縦列駐車のコツ。ハンドル操作のやり方

竹岡圭の” やさしい ”ドライビング入門

「縦列駐車は苦手…」と言う方、本当に多いですよね。「駐車の中でも、特に難易度が高い」なんて言う方もいらっしゃるくらいです。でも実は慣れてしまえば意外と簡単。まずは手順通りに練習して、クルマの動き方を覚えましょう。

縦列駐車のコツ

苦手意識はどこからくるのか

苦手意識はどこからくるのか

後方の車にぶつかりそうで怖い

横にいるクルマや後ろにいるクルマにぶつかるんじゃないか…という不安がありますよね。ただしこれは、ハンドルを切るポイントを間違えなければ大丈夫です。すでにぶつかる危険が去った方向ばかりにいつまでも気をとらわれていると、逆の方向にぶつかったりしてしまうので、視線の配り方も大きなポイントになります。

ハンドルの切り替えしがうまくいかない

後ろに下がるとなると、ハンドルをどっちに切ればいいのかわからなくなってしまう方が多いですよね。前に進むときも後ろに進むときもハンドルを切る方向は実は同じです。前進するときは自分の頭がクルマの前の方にあると考えて、後進するときは自分の位置をそのまま後ろにスライドさせて、頭をクルリ。つまり後ろ側が前になると考えればいいんです。文章で読むとわかりにくいので、ミニカーを1台手に入れましょう。ミニカーを動かしながら、俯瞰してみるとわかりやすいと思います。

他のクルマを待たせてしまう不安

慣れないと他のクルマがイライラ…。そのうちホーンでも鳴らされるんじゃないかとビクビク…。うまくいくものも焦るとうまくいかなくなります。人前に立つなど、慣れないシーンに立つと緊張するのと同じです。他のクルマのことはスッパリ忘れて待ってもらうか、あまりに往来の激しい道路での縦列駐車は慣れてからトライするようにしましょう。

基本的なコツ

基本的なコツ

必要なスペースがあるか見極める

自分のクルマの全長の1.5倍~1.7倍あれば入ります。

スタート位置

いちばん安全なスタート位置は、自分が駐車したいスペースの前に停まっているクルマとお尻を揃えることです。そのクルマとの横方向の車間距離は80cm前後くらいを目安にします。お尻の位置がわかりにくい場合は、隣のクルマが同じような車種なら、ドアミラーを目安にするとだいたい揃います。

ハンドルの切り方

スタート位置につけたら停まったままハンドルを左いっぱいに切ります。この状態で下がれば、隣のクルマとぶつかることは絶対にありませんよね。まずひとつの安心ポイントです。続いてどこまで下がるかというと、自分の入れたいスペースの後ろに止まっているクルマの左前角あたりが、自分のクルマのボディ右側の延長線上に差し掛かったら一旦停まります。そこでハンドルを真っすぐにし、縦列駐車の枠スペースの長い辺の線に差し掛かるところまで下がります。ここで停まったままハンドルを右いっぱいに切ります。左前角が前のクルマのお尻の角から抜けるのを見届けてから、今度は右後ろがぶつからないかどうかを振り返って確認しましょう。左前角が抜けたのに、いつまでも前を気にしている方が多いのですが、離れていくだけなのでそこはもう見る必要がありません。自分が乗っているクルマが真っすぐになったら停まってハンドルを戻し、必要であれば前後の位置を調整します。

ハンドルの切り方

ミラーやバックモニターの使い方

ミラーやバックモニターの使い方

最近は自動駐車システムがついているクルマも増えてきましたよね。そのクルマの動きを見て勉強するのもいい方法です。ミラーは、通常通りで問題ありません。バックモニターがついているなら、後ろに下がるときは鬼に金棒ですよね。必ず目視することが大事ですが、上手に取り入れて使いましょう。

それでも難しい場合は

それでも難しい場合は

ハンドル操作とバックを別々に行う

慣れないうちは停まった状態でハンドルを切るのがいちばんです。据え切りのほうが、角度も大きくつけられるのでコンパクトに縦列駐車することができます。

同乗者に誘導してもらう

同乗者がいるならば、先に降りてもらって、外から誘導してもらうと安心ですね。クルマの動きがわかっている同乗者ならば的確に誘導してくれると思いますが、クルマを運転しない、クルマの動きがよくわかっていない同乗者の場合は、「〇〇のところを見てくれる?」と具体的にお願いしたほうがスムーズですよ。

空いている時間帯に練習する

クルマの運転は車庫入れ、縦列駐車を含め、すべてがいかに慣れるかということに尽きると思います。空いている時間帯にどんどん練習しましょう。前後にクルマがない場合は縦列駐車の枠を目安に練習してくださいね。

最後に、車を所有されている方は、チューリッヒの自動車保険をご検討ください。
万が一の車の事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。

※ 本記事は著者個人の見解・意見によるものです。

DD190128-3

「竹岡圭」の記事一覧

「竹岡圭」の記事一覧