長野県議選 自民24、改選前から後退 女性11人当選、最多タイ

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 第20回統一地方選前半の県議選は9日、23選挙区のうち無投票の11選挙区を除く12選挙区で投開票され、現職27人、元職1人、新人12人が当選した。総定数57のうち、改選後の過半数(29議席)獲得を目標に掲げた自民党は、無投票当選を合わせて公認26人のうち22人、推薦4人のうち2人の計24人が当選。無投票当選の2人を合わせ、女性は過去最多だった2007年と同じ11人が当選し、総定数に占める割合は19・3%と過去最高になった。

■投票率 最低を更新

 投票率は19年前回選(47・57%)を3・10ポイント下回る44・47%で、戦後最低を更新。12回連続で前回選を下回った。

 自民は、松本市・東筑摩郡区と佐久市・北佐久郡区、東御市区でそれぞれ現職1人が敗れた。現職県議との接点も相次いで判明した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題や…

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