9年間、京都大学に通っていた理由が? その過ごし方に「人生楽しそう」「うらやましい」 By - grape編集部 公開:2021-10-01 更新:2021-10-01 動画大学 Share Tweet LINE コメント 3 アルバイト、サークル、授業の選択…大学に入学すると、自分の好きなように大学生活を送れますよね。 大学で留年したり、浪人したりした人などに話を聞く様子を、自身のYouTubeチャンネルで紹介している『明日の縄文人』さん。 2年半の休学と3年間にわたる留年を経て、実に9年間の学生生活を送り、京都大学を卒業した緋田馨(あけだ・かおる)さんに、軌跡を語ってもらいました。 その様子がこちらです。 緋田さんは、1日3~4時間ほど勉強した1年間の浪人生活を経て、同大学の農学部に合格。 1日中勉強するイメージがある浪人生としては、少ない勉強時間で合格できたと考えると、頭のよさがうかがえますね。 入学後、緋田さんは最初の1年間、授業への出席を怠らず、卒業に必要な単位数を順調に取得していたとのこと。 2年目から、取得単位数は激減したといいますが、その理由を緋田さんは「授業への出席に飽きたから」と話しました。 3年目も同じように送るも、友人に助けられながら単位を取得していた緋田さんでしたが、4年目の最中に留年が決まることに。 以後、緋田さんの学生生活は下記のようなものだったといいます。 5年目…1日中布団の中にいて、起き上がると体力がなくなり授業に出席できなかった。 ただ、「自分にできる数少ないことが競馬だった」と考え、競馬場には通っていた。 6年目…留年が決まって親に連絡。なんていわれるか怖かったので、友達からお金を借りて南アメリカ北部の大河であるアマゾン川に旅行。 帰国後、大学に通えていない現状で学費を払うのはもったいないと考え、学費が無料になる休学を選択し、岐阜県内の実家で過ごす。 お寺で掃き掃除をするバイトをしていた。 7年目…休学。コンビニエンスストアでバイトを始める。 8年目…復学。単位を1つも取得できず、留年が決まる。作成していた卒業論文は「パソコンを使った、水菜栽培のシミュレーション」。 「休学中、お金が貯まればライブに通っていた」といい、人生を好きなように満喫しているのが分かりますね。 うらやましい…。 緋田さんは、次のように人生観を語っていました。 自分の人生のテーマとして、「何者にもならない」というのがあって。 人はこうなんか…「自分が生まれた存在であるからにはこう何者かを目指す」生き方を一度は考えがちじゃないですか。 「自分は何者かになっていくんだ」という。 僕はそれに対するアンチテーゼとして…。 明日の縄文人 ーより引用 世間体や風潮に左右されず、自分の道を進んでいるのが分かります。 2020年、9年目の大学生活を迎えていた緋田さん。無事単位を取得し終えて、2012年に入学した京都大学を、2021年3月に卒業できたといいます。 卒業後の進路について「京都市内にとどまりつつ、仕事を探す」と語った緋田さんでしたが、「会社員として働く人を尊敬している」と話しました。 継続的に仕事に行かなきゃいけないって、すごいことですよ。 もうだから僕は全労働者を尊敬しています。 明日の縄文人 ーより引用 緋田さんの生き方に、多くの人が反応しています。 ・見た目や価値観が文豪っぽいですね。 ・どこか仙人らしさが出ていると思いました。 ・人生を楽しく生きていそうでうらやましいです。 一般的に、留年を重ねると世間からのイメージはよくないですよね。 ですが、緋田さんのいうように「何者にもならない」という人生観があるからこそ、自分の生きたいように暮らしていけるのでしょう。 [文・構成/grape編集部] 出典 28歳5留京大生に大学生活を聞いたらマジでクズ過ぎたwwwwww/【京都大学 卒業発表】6留か?卒業か? 28歳5留京大生に将来どうするの?って聞いてみた Share Tweet LINE コメント 3
アルバイト、サークル、授業の選択…大学に入学すると、自分の好きなように大学生活を送れますよね。
大学で留年したり、浪人したりした人などに話を聞く様子を、自身のYouTubeチャンネルで紹介している『明日の縄文人』さん。
2年半の休学と3年間にわたる留年を経て、実に9年間の学生生活を送り、京都大学を卒業した緋田馨(あけだ・かおる)さんに、軌跡を語ってもらいました。
その様子がこちらです。
緋田さんは、1日3~4時間ほど勉強した1年間の浪人生活を経て、同大学の農学部に合格。
1日中勉強するイメージがある浪人生としては、少ない勉強時間で合格できたと考えると、頭のよさがうかがえますね。
入学後、緋田さんは最初の1年間、授業への出席を怠らず、卒業に必要な単位数を順調に取得していたとのこと。
2年目から、取得単位数は激減したといいますが、その理由を緋田さんは「授業への出席に飽きたから」と話しました。
3年目も同じように送るも、友人に助けられながら単位を取得していた緋田さんでしたが、4年目の最中に留年が決まることに。
以後、緋田さんの学生生活は下記のようなものだったといいます。
5年目…1日中布団の中にいて、起き上がると体力がなくなり授業に出席できなかった。
ただ、「自分にできる数少ないことが競馬だった」と考え、競馬場には通っていた。
6年目…留年が決まって親に連絡。なんていわれるか怖かったので、友達からお金を借りて南アメリカ北部の大河であるアマゾン川に旅行。
帰国後、大学に通えていない現状で学費を払うのはもったいないと考え、学費が無料になる休学を選択し、岐阜県内の実家で過ごす。
お寺で掃き掃除をするバイトをしていた。
7年目…休学。コンビニエンスストアでバイトを始める。
8年目…復学。単位を1つも取得できず、留年が決まる。作成していた卒業論文は「パソコンを使った、水菜栽培のシミュレーション」。
「休学中、お金が貯まればライブに通っていた」といい、人生を好きなように満喫しているのが分かりますね。
うらやましい…。
緋田さんは、次のように人生観を語っていました。
世間体や風潮に左右されず、自分の道を進んでいるのが分かります。
2020年、9年目の大学生活を迎えていた緋田さん。無事単位を取得し終えて、2012年に入学した京都大学を、2021年3月に卒業できたといいます。
卒業後の進路について「京都市内にとどまりつつ、仕事を探す」と語った緋田さんでしたが、「会社員として働く人を尊敬している」と話しました。
緋田さんの生き方に、多くの人が反応しています。
・見た目や価値観が文豪っぽいですね。
・どこか仙人らしさが出ていると思いました。
・人生を楽しく生きていそうでうらやましいです。
一般的に、留年を重ねると世間からのイメージはよくないですよね。
ですが、緋田さんのいうように「何者にもならない」という人生観があるからこそ、自分の生きたいように暮らしていけるのでしょう。
[文・構成/grape編集部]