申請数が9600万を超えたマイナンバーカード。多くの人が持つカードになった一方、その取扱については、よく知られていないことも多い。マイナンバーとマイナンバーカードの素朴な疑問について、マイナンバー制度やマイナンバーカード、マイナポイント事業に造詣が深い野村総合研究所の冨田勝己氏に聞いた。
●マイナンバー通知書は捨ててもいいの?
2020年から送付が始まった「個人番号通知書(マイナンバー通知書)」。自分のマイナンバーを知るための書類で、マイナンバーカードの申請にも使われる。ただし、それ自体ではマイナンバーを証明する書類としても使えず、身分証明書としても使えない。
マイナンバー通知書はマイナンバーカードを受け取ったあと、どうしたらいいのだろうか。捨ててもいいのか?
「個人番号通知書には、『氏名』や『生年月日』『マイナンバー』などが記載されています。『マイナンバーを証明する書類』や『本人確認書類』としては利用できませんが、大事な情報が記載されていて、また紛失しても再発行できませんので、マイナンバーカードを取得するまでは大切に保管するといいでしょう」
と冨田氏。そして、マイナンバーカードを取得したらマイナンバー通知書は役目を終える。
「マイナンバーカードを取得した後に廃棄されるようでしたら、シュレッダーなどを使って、こうした情報を容易には読めないようにされると良いと思います」