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「ひとりさんっ!サイン下ください!!」
色紙とペンを差し出す少女に自作サインを書いてやり、
「本物ですか!?あのっあのっ、握手してください!!」
と、少女の汗ばんだ手を握ってやり、
「ひーとーりっ!ひーとーりっ!」
おっきなアリーナで自分の下の名前を大勢の人に呼ばれる。
大きな声で自作の歌を歌う。
「ふっふふふ…えへっ」
そんな夢。
睡眠時間が限度に達したか、瞼が自動的に開く。
今日は、休日にしては家がやけに静かだった。妹と飼い犬の足音が2階まで聞こえてこない。
〜ロイン♪〜
スマホの電源を入れると、11:32(少し遅く起きてしまった。)様々な店の公式アカウントからのロインの通知の中に、母のアイコン(ふたりの七五三の写真)が映る。
「おかーさん…」
上半身だけ起こし、ロック画面から母のロインに飛ぶ。
<今日はジミヘンも連れておばーちゃんちにお野菜を受け取りに行ってくるね。ご飯は冷蔵庫にあるから。)
「はい。」
了解です。とロインに初期から入っているスタンプを送る。
そっか、今家には私だけなんだ。
脳裏にバンドメンバーの顔が浮かんだところでようやっと脳が覚醒する。
「あれ…?今日練習の日だったり…」
母のロインからトーク一覧へ戻り、
「ひっ」
通知がヤバい。
メンバーのグループライン・個人ライン各々、百軒はゆうに超えてる。
怖くて、なんだか既読も付けたくなくて、とりあえずアイコンの下にある最新のメッセージだけ目を通す。
○結束バンド
ねぇ、ぼっちちゃん?
○虹夏
ごめんね。
○喜多
後藤さん?
○リョウ
私の事嫌いになっちゃった?
「ヒョッ。ヒョアァアアァァアアアアア!!!」
まずいまずいまずいまずいまずいまずい。
「ごっごめんなさぁぁぁぁぁい」
その日、大声の謝罪が日本に轟いた。
・呼び方が安定しない。
・ぼっちちゃん右
・視点めちゃくちゃ
・バンド知識0
・ぼざろ知識アニメ止まり
・なんでも許せる人向け
・文が拙い
・誤字脱字あり。
・無理矢理END
以上が大丈夫であればどうぞ↓