山梨県北杜市職員の男が酒を飲んで車を運転して事故を起こしたにもかかわらず、その場から去ったとして逮捕されました。
北杜市職員の中込覚容疑者(59)は4日正午すぎ、韮崎市穂坂町の市道で酒を飲んだ状態で乗用車を運転して事故を起こしたにもかかわらず、その場から走り去った疑いが持たれています。
警察によりますと、中込容疑者は道路脇の側溝に左前のタイヤを脱輪させたまま10メートルほど走り、コンクリート製の側溝のふたを壊したということです。
近くにいた男性がその様子を目撃し、「車が事故を起こしてそのまま逃げた」と通報して発覚しました。
警察官が現場へ駆け付けたところ、数百メートル先でバンパーが壊れている車が止まっていて、車内にいた中込容疑者を検査したところ、呼気から基準を超えるアルコールが検出されました。
中込容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察は事故後に現場から去った理由などを調べています。