2009年7月1日の読売新聞・人生案内の記事です。
後で私のコメントを書いています。
人の幸せ すぐねたむ
50歳代主婦。人の幸せをねたむ癖が直りません。
20歳代の頃、親友が玉の輿(こし)に乗ったのをねたみ、
絶縁状を送りつけたこともありました。
幸せな人はすべてねたみます。五輪の金メダリストの親が憎らしい。
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した
選手の妻たちが憎らしい。日本選手が金メダルを取るとイライラし、
喜んでいる人たちを見て、なんて純粋なんだろうと思います。
宝くじの高額当選者のことを考えるだけで憎らしい。
売れっ子の芸能人の親や、東大合格者の親も憎らしい。
私には3人の成人した子どもたちがいますが、みなまだ独身なので、
他人に孫の自慢話をされるのが苦痛です。
年賀状に赤ちゃんの写真が印刷されていると破いて捨てます。
こんなにねたんでばかりいたら、地獄に行くのではないでしょうか。
(岩手・E子)
◇
人の幸せをねたむなんて品位に欠ける。これではいけない。
そんなあなたの悲痛な思いがにじみ出たお便りですが、
これを読んで「わかる!」とひそかに声を上げる方も多いのでは?
つまり、すごく人間的な心理であって、
まあこれで地獄に落ちるほど閻魔(えんま)大王も厳しくはないと思いますよ。
自分が苦しみはしても、他人にそれほど迷惑かけてないみたいですし。
そもそもねたみとは、誰しも深層に持つ「自分はダメだ」という劣等意識が、
他人の成功で刺激された結果です。
だからこの意識の克服が根本対策に違いありませんが、
これはわかっていても簡単じゃない。
むしろ、自分を楽にするような考えを、どんどん出してみることの方が
効果的だと思います。
例えば、「他人が大成功したって自分には何の実害もないことを確認し
『良かった』とホッとする」
「『勝手に幸せになったら? 私は私のやり方で行きます』と居直る」
「『いつも金メダルばっかりは取れないでしょう。大変ね』と同情する」
などです。
自分で安心できる考えが出たら、後は忘れてご自身の現実生活を
大事にするようにしてはどうでしょう。
(野村 総一郎・精神科医)
(2009年7月1日 読売新聞)
私のコメントです。
あなたが地獄に行くのではないかと思っていれば、
必ず地獄に行くことが出来ます。
死んだ後にあなたが行くところは、
生前の死後のイメージが反映されるからです。
もし、地獄に行くのが嫌ならば、死後行くであろうと思う
あなたのイメージを変更する必要があります。
すなわち、
「人の幸せをねたんでばかりいる、だから私は死んだら地獄に行く。」
これを、
「私は幸せです、だから死んだら天国に行く。」へ変更するのです。
人を妬むことを止めよう。どうしたら辞められるか、
などと決して考えないでください。
無駄な努力です。
あなたは50数年間そうやって来たのですから、
正面から取り組んでも撃沈するだけです。
もし本気で、死んでから地獄に行きたくないのなら、
次のことを心の中でいつも唱えてください。
「私は幸せ、何が幸せって、○○だから。」
○○の中は何でも良いです。目にすることでも何でも良いです。
頭で考えず、感覚でやってください。
たとえば、
「私は幸せ、何が幸せって、空が青いから。」
「私は幸せ、何が幸せって、女だからよ。」
「私は幸せ、何が幸せって、ご飯が食べられるもの。」
「私は幸せ、何が幸せって、お花が咲いたから。」
「私は幸せ、何が幸せって、お買い物したから。」
・・・・・・・
言葉遊びです。心や気持ちはこもらなくて、まったく結構。
口癖にしてください。
しばらくは、否定的な思いがこみ上げてくると思いますが、
がんばってください。
そのうち楽しくなってきますから。
人を妬むことも続けてかまいません。
大丈夫、あちらに行くまでにまだ20年くらいはあります。
そのうち本当に、
「私は幸せ!」と言えるあなたになりますよ。
そうなれば、行き先は地獄ではなく「天国」です。
<ご案内>
●ヒプノセラピー(催眠療法、前世療法)、カウンセリング、占いを行なっています。
ブログ「ヒプノセレピー米子」をご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/hipuno475/
●風水改善の最強グッズ「先天太極八卦鏡」の製造販売もしています。
ブログ「八卦鏡で運命変更」をご覧ください。
http://hakkekyou.seesaa.net/
後で私のコメントを書いています。
人の幸せ すぐねたむ
50歳代主婦。人の幸せをねたむ癖が直りません。
20歳代の頃、親友が玉の輿(こし)に乗ったのをねたみ、
絶縁状を送りつけたこともありました。
幸せな人はすべてねたみます。五輪の金メダリストの親が憎らしい。
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した
選手の妻たちが憎らしい。日本選手が金メダルを取るとイライラし、
喜んでいる人たちを見て、なんて純粋なんだろうと思います。
宝くじの高額当選者のことを考えるだけで憎らしい。
売れっ子の芸能人の親や、東大合格者の親も憎らしい。
私には3人の成人した子どもたちがいますが、みなまだ独身なので、
他人に孫の自慢話をされるのが苦痛です。
年賀状に赤ちゃんの写真が印刷されていると破いて捨てます。
こんなにねたんでばかりいたら、地獄に行くのではないでしょうか。
(岩手・E子)
◇
人の幸せをねたむなんて品位に欠ける。これではいけない。
そんなあなたの悲痛な思いがにじみ出たお便りですが、
これを読んで「わかる!」とひそかに声を上げる方も多いのでは?
つまり、すごく人間的な心理であって、
まあこれで地獄に落ちるほど閻魔(えんま)大王も厳しくはないと思いますよ。
自分が苦しみはしても、他人にそれほど迷惑かけてないみたいですし。
そもそもねたみとは、誰しも深層に持つ「自分はダメだ」という劣等意識が、
他人の成功で刺激された結果です。
だからこの意識の克服が根本対策に違いありませんが、
これはわかっていても簡単じゃない。
むしろ、自分を楽にするような考えを、どんどん出してみることの方が
効果的だと思います。
例えば、「他人が大成功したって自分には何の実害もないことを確認し
『良かった』とホッとする」
「『勝手に幸せになったら? 私は私のやり方で行きます』と居直る」
「『いつも金メダルばっかりは取れないでしょう。大変ね』と同情する」
などです。
自分で安心できる考えが出たら、後は忘れてご自身の現実生活を
大事にするようにしてはどうでしょう。
(野村 総一郎・精神科医)
(2009年7月1日 読売新聞)
私のコメントです。
あなたが地獄に行くのではないかと思っていれば、
必ず地獄に行くことが出来ます。
死んだ後にあなたが行くところは、
生前の死後のイメージが反映されるからです。
もし、地獄に行くのが嫌ならば、死後行くであろうと思う
あなたのイメージを変更する必要があります。
すなわち、
「人の幸せをねたんでばかりいる、だから私は死んだら地獄に行く。」
これを、
「私は幸せです、だから死んだら天国に行く。」へ変更するのです。
人を妬むことを止めよう。どうしたら辞められるか、
などと決して考えないでください。
無駄な努力です。
あなたは50数年間そうやって来たのですから、
正面から取り組んでも撃沈するだけです。
もし本気で、死んでから地獄に行きたくないのなら、
次のことを心の中でいつも唱えてください。
「私は幸せ、何が幸せって、○○だから。」
○○の中は何でも良いです。目にすることでも何でも良いです。
頭で考えず、感覚でやってください。
たとえば、
「私は幸せ、何が幸せって、空が青いから。」
「私は幸せ、何が幸せって、女だからよ。」
「私は幸せ、何が幸せって、ご飯が食べられるもの。」
「私は幸せ、何が幸せって、お花が咲いたから。」
「私は幸せ、何が幸せって、お買い物したから。」
・・・・・・・
言葉遊びです。心や気持ちはこもらなくて、まったく結構。
口癖にしてください。
しばらくは、否定的な思いがこみ上げてくると思いますが、
がんばってください。
そのうち楽しくなってきますから。
人を妬むことも続けてかまいません。
大丈夫、あちらに行くまでにまだ20年くらいはあります。
そのうち本当に、
「私は幸せ!」と言えるあなたになりますよ。
そうなれば、行き先は地獄ではなく「天国」です。
<ご案内>
●ヒプノセラピー(催眠療法、前世療法)、カウンセリング、占いを行なっています。
ブログ「ヒプノセレピー米子」をご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/hipuno475/
●風水改善の最強グッズ「先天太極八卦鏡」の製造販売もしています。
ブログ「八卦鏡で運命変更」をご覧ください。
http://hakkekyou.seesaa.net/