井上真央、佐藤健、松山ケンイチという主演級俳優の3人が連続ドラマ初共演を果たす金曜ドラマ『100万回 言えばよかった』(TBS系、毎週金曜よる10時)が1月13日、いよいよスタートする。
主演の井上が「見えない恋人とのラブストーリーは初めて」と語り、佐藤も「経験のない役」「すごく制約が多くて大変」と話し、松山は「続きが気になってしょうがなくて、まわりのスタッフにずっと聞いてる状態」と語るほどミステリー要素もあるファンタジーラブストーリーとは…。情報解禁当初から「ワクワク楽しみ」「この3人なら絶対見たい!」「超名作の予感」と期待の声が続々と上がっていた。
本作は、『きのう何食べた?』『G線上のあなたと私』『おかえりモネ』などを手掛けた脚本家・安達奈緒子が脚本を担当する、原作のない完全オリジナルストーリー。
井上真央が演じる相馬悠依(そうま ゆい)は、明るく天真爛漫な美容師だが、ある日突然恋人を失ってしまう。
その恋人というのが、佐藤健演じる幼馴染の鳥野直木(とりの なおき)。
不可解な事件に巻き込まれ死んだときの記憶がないまま幽霊になってしまう。
そして二人とはもともと関係ないが、幽霊の直木が見える刑事・魚住譲(うおずみ ゆずる)を松山ケンイチが演じる。
譲は悠依と直木の「通訳」のような存在となる。
直木が幽霊であることが切ないところでもあり、面白いところでもあり、芝居の難しさも生んでいるようだ。
佐藤が自身のYouTubeチャンネルで生配信した『たけてれ vol.73』では、「前半中盤は“お化け漫才コント”みたい」で、「にぎやかに楽しく、笑えるドラマを目指してやってる」というが、後半になるにつれて「あ、俺もう触れないんだ、彼女を抱きしめられないんだって思って切ない」「でも彼女がどんどん事件に首を突っ込んでくるから守りたい」「本当は一番俺が守りたいのに何かしらん横にいる男に頼らなきゃいけない」と直木の切ない気持ちを語り、「すげえ泣けてくる」と話している。