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【無限列車/後日談編】我が財力の前に平伏するといいわ!とでも言っておく。④ - たなかな@完結したので倉庫の小説 - pixiv
【無限列車/後日談編】我が財力の前に平伏するといいわ!とでも言っておく。④ - たなかな@完結したので倉庫の小説 - pixiv
15,985文字
金の力EX
【無限列車/後日談編】我が財力の前に平伏するといいわ!とでも言っておく。④
金に物をいわせて推しを救う成金我儘令嬢の話、4話目です。
一話(novel/11783050
106527948132537
2019年11月19日 21:20


 今日も何事もなく目覚めて、お館様から預かっている鎹鴉からも「異常ナシ!」の報告を聞く。推しが生きている、それだけで素晴らしくすがすがしい朝だ。天気は曇りだが。
 
 超ド級金持ちな私の目覚めは、こうして鬼殺隊の面々について知ることから始まる。基本夜活動する鬼殺隊のために最初は私も起きていたんだけど、だからって何もできないこと知ってからは普通に夜は寝てる。それに金稼ぎはもっぱら日中なもんだから、金持ちである、というアイデンティティを守るためにはやっぱり働かないとだ。まぁ、前世社畜だった頃を考えればどうってことないけどね。
 そうして起きて顔を洗ってご飯を食べる。着替えるのはその後。今日は行く所があるから、朝ごはんで服を汚すわけにはいかない。お腹がふっくらするのも嫌なので程ほどに朝食を終えて、私はクローゼットを開けた。我儘令嬢らしく衣装部屋を持っているが、大体は私のご機嫌取りに送られてきたもので、私はあまり買ったことがない。施設の子の晴れの日だけ買って送ってあげている。秘密だけど。
 クローゼットの中からお気に入りの、今日に相応しい一枚を取り出した。

「さて、いざ行くわよ!」

 いざ行かん、煉獄家へ。
 推しに会う日は、やっぱり一張羅を着ないとね。


【無限列車/後日談編】我が財力の前に平伏するといいわ!とでも言っておく。④
金に物をいわせて推しを救う成金我儘令嬢の話、4話目です。
一話(novel/11783050
106527948132537
2019年11月19日 21:20
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