■今日から新学期

いやぁ〜…。

やっと学校が始まりましたね。

ホッとしますね〜。

子供の学校が休みの間って、お母さんたちは休めてないんじゃないでしょうか?


私は子育て歴かれこれ16年になりますが、「子育て一段落ついたな。 」と思うこのごろになって、やっと今自分が子育てしていることや子育ての経験をしたことを、心からポジティブに捉えることが出来るようになりました。


子育てって大変ですからね。

特に乳幼児の子育ては「赤ちゃんて可愛い♡」だけじゃやってられないです。

子供に手がかかる時期には、母親は自分の自由なんて無くなっちゃいます。

自分の都合で好きな場所に好きな服を着て出かけることも出来なくなっちゃいます。

何でも子供中心にしているうちに、うっかりすると「自分」というものすらどこかに見失ってしまう訳です。

その生活に納得出来ればいいんだけど、焦ったり不安になったりイライラしたり。


私は24歳で母親になりましたから、若くて未熟でした。

子供中心の生活で、子育てばかりに時間の大半を奪われて歳を取っていく自分や、家庭に埋もれてしまう自分に焦っていたと思います。

自分自身が若くて芯が固まってないのに、そういう時に限って外野はうるさい訳ですよ。


親は「子育てしながらでも美大まで行ったんだから、それを活かした仕事に就け。」 とか、

友人は、「あなたみたいな人が家で子育てしてていいの?もっと創造的なことをしなさいよ。まさか、子育てがクリエイティブだなんて言わないわよね?」とか。 


今時間を遡って過去の自分に会えるなら、言いたいですね。

「子育ての時間なんて、実は永遠に続かなくて、限られた時間なんだよ。例えあなたの時間の15年を費やしたって、そんなのは大したことじゃない。
あなたは子育てを通じて学ぶことが沢山ある。子供と関わることで、人として内面が豊かに膨らんでいくんだよ。

子育てが一段落してからだって、終わってからだって、それから出来ることは沢山在るし、出会う人も沢山居るし、40歳になっても意外にまだまだ気持ちは若くて(体は気持ちについて行かないのは認めるけど)、人としても女としても終わってないし、 楽しいから。

母親が家族の犠牲になっているなんて考え方をせずに、今は子育てしてるだけでも大丈夫。」


と。


そして、「子育てがクリエイティブだと思ってるの?」という声には、今なら自信を持って、

「当たり前じゃない。子育て以上にクリエイティブなことは無いわよ。」 

と余裕の笑顔で返事してみせます。