・ストレート プール
・14.1 ラック
・14.1 コンティュアス
さまざまなな名称で呼ばれる。
日本では14-1とも記載される。
(「フォーティーン ワン」であり
「フォーティーワン(41)」と発
音しているプロや解説者が日本
に非常に多いが、大間違い)
ストレートプールは1910年に
プールプレーヤーのジェローム・
キーオがアメリカで考案した。
ジェローム・キーオ
(1872-1953)
私はことしで誕生123年を迎える
この種目が一番ポケットビリヤー
ドの中では好きだ。
どの玉でも1個1点という同じ点数
であるのがスッキリしていて好き
なのだ。
玉により点数が異なるゲームは
あまり好きではない。全部平等
が私には好ましく思える。同じ
玉なのに点数が違うのは納得が
行かない。同じ並べで。ローテ
ーション種目のように。
スヌーカーは、初めから別な
場所に別色を置いて点数の差を
設けているからまだ分かる。
しかし、三角ラックにラックさ
れた各玉に点数違いがあるのが
何とも不整合のように感じてし
まうのである。rack は luck
じゃないだろうに、と。
まして、同じ玉を同じグループ
で集めた所に点数に差をつけた
ら、rack が ruck になっちまう、
と。
あと、15個の色玉を全て使うと
いうところも、私が14.1を好き
な理由だ。
9個を使って9番を点玉とする
ナインボールや10番を点玉と
するテンボール、7番が点玉の
セブンボールなどは、短縮形の
ゲームであり、本将棋に対する
挟み将棋のようなものだ。一升
をスピードアップで片付けると
いう目的の。
なので、昔からナインボールは
アメリカで賭け玉に使われて来
た。
ギャンブルゲームをする賭け玉
師御用達のゲームで、一般的に
はエイトボールのほうがアメリ
カでは大昔から広まっている。
ストレートプールはじっくりと
攻められるのが面白い。
突破口を切り拓いたら一気に展
開が爆発だ。
じわじわドカーン!がまるで昔
の導火線付きダイナマイトのよ
うでとても面白い。
私はあまり上手くなく、14.1
ラックのハイランは45点だ。
100点くらいはサラリと付き抜
かないとまともな高次元な勝負
にはならない。
ナインボールならば、マスワリ
7連発あたりの事をちょくちょく
やる位の力。
だが、下手の横好き。
ストレートプールが一番好きなの
である。
単純にゲームが突き抜けて面白い
から。全部自分で構造立てられる
し、次の玉も決められていないし。
自由と平等。それがストレート
プール。
プール。