
池松壮亮
本郷猛/仮面ライダー
仮面ライダーの誕生50周年を記念して製作されたオリジナル作品。「ヱヴァンゲリヲン」シリーズや『シン・ゴジラ』の庵野秀明が監督と脚本を担当した。『紙の月』の池松壮亮が主人公の本郷猛(仮面ライダー)、『火口のふたり』の柄本佑が一文字隼人(仮面ライダー第2号)をそれぞれ演じる。また、ヒロインの緑川ルリ子に扮するのは『君の膵臓を食べたい』の浜辺美波。
※結末の記載を含むものもあります。
“人類を幸福に導く”と謳う組織〈SHOCKER〉によってバッタオーグに改造された本郷猛は、緑川弘博士とその娘、緑川ルリ子とともに組織を裏切り、逃亡する。追ってくる敵を“プラーナ”によって得た力で殺してしまったことに苦悩する本郷。しかし、緑川弘が殺され、死に際にルリ子を託されたことで、『仮面ライダー』を名乗りルリ子と共に〈SHOCKER〉と戦うことを決意する。
本郷猛/仮面ライダー
緑川ルリ子
一文字隼人/仮面ライダー第2号
緑川弘
コウモリオーグ
SHOCKER創設者
政府の男
情報機関の男
クモオーグ
サソリオーグ
K.Kオーグ
ケイ
イチローの母
本郷猛の父
犯人
背広の男
ハチオーグ
チョウオーグ/仮面ライダー第0号
監督、脚本、コンセプトデザイン
原作
デザイン
デザイン
デザイン
エグゼクティブプロデューサー、Co.エグゼクティブプロデューサー
撮影
撮影
音楽
美術
装置設計
編集
衣裳デザイン、扮装統括
ヘアメイク
ヘアメイク
照明
録音
装飾
音響効果
VFXスーパーバイザー
アクション監督
助監督
准監督
副監督
製作担当
企画・プロデュース
プロデューサー
プロデューサー
アソシエイトプロデューサー
ラインプロデューサー
ラインプロデューサー
音楽プロデューサー
音楽プロデューサー
VFXプロデューサー
VFXプロデューサー
宣伝プロデューサー
宣伝プロデューサー
キャスティング
整音
ポストプロダクションスーパーバイザー
ビジュアルデベロップメントディレクター
カラーグレーダー
カースタント&コーディネーター
脚本協力
スクリプター
アクションプリビズスーパーバイザー
[c]石森プロ・東映 [c]キネマ旬報社
小さい頃リアルに観てましたが、違和感なく受け入れられました。誰がどこで出演しているか注意して見なければ、エンドロールで驚くと思います。有名な俳優さんを贅沢に使ってます。
庵野秀明大健闘!。前2作と違って、純然たるSFとしてリメイクしにくい昭和の怪奇物語要素が強く、といって昔のまま創っても今の時代から浮いてしまうし、どこに古臭さを残すかの見極めは大変だったと思うけど、面白かった。まあ、エヴァの人類補完からの引用は許す。でも、わざわざ森山未來をラスボスに起用しておきながらあのアクションはダサ過ぎ。ラスボスなんだからアクションも他とは一線を画した美しさというか恐ろしさがないと。
一言で言うと庵野秀明がオタク友達に向けに作った予算の潤沢な同人映画。
エンタメとして楽しめるポイントは少ないが、観て良かったと思える唯一の点はオマージュも度が過ぎればただのノイズにしかならないと実感できたこと。
初代仮面ライダーは小学校低学年の時にレンタルビデオでよく見ていた記憶がある。しかし、仔細は記憶になく、大枠は覚えている程度。小ネタや原作をどういう風に庵野監督が”シン“アレンジしたのかは分からない。一本の映画として見たという感想でしかないが、結果、かなり楽しめた。
日本の作品っぽく独特の暗い雰囲気があるのもいい。仮面ライダーの強さの表現が子供向けのテレビじゃ絶対出来ない、圧倒的に強力で重みのある描写なのも良かった。
一つ残念だったのが、敵も味方も登場人物中心に描かれ過ぎて、世界の広がりを感じなかったこと。物凄く狭い世界でのやりとりに見えてしまった。ヒーロー物なら、もう少し一般人が絡むシーンがあっても良かったのでは?
まあ、そんな事は敢えてそうしたと言われたらそれまでだが。
庵野監督は音楽のセンスもいい。選ぶ曲、音楽の使い方が完璧で文句の付けようがない。
とにかく、仮面ライダーなんて子供向け、または庵野ファン向けと侮るなかれ。続編にも期待してしまう面白い映画だった。
まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?