◆はだかの王様達のババ抜き
昨日書いた記事「うるさいと言われても黙らない訳」で「ハンドメイドに限らずセミナービジネスやサロンビジネスはバカが自分よりもバカを集めるゲーム」だとお話ししました。
もう少し詳しくお話をしましょう。
一部のキラキラハンドメイド作家向けのハンドメイドセミナーもですが、その他の何だかよく分からない女子起業系セミナーは、原則として大人の女子カースト上位者だけがそこそこ儲かる仕組みです。
女子カーストの中位者では収支はトントン。カースト下位になるとお姉様に上納金を収めるだけになります。
セミナーやランチ会に参加している女子起業家の人たちは、基本的に活躍してますアピールのためにお金が必要です。
セミナー参加費、ランチ会参加費、お茶会参加費、素敵な自分をアピールするためには素敵なお洋服も必要です。できればエステや美容院、ネイルサロンにも行ったほうがいいですね。
何と言ってもお金持ちになるマインドを養い、お金に愛されるためには見た目をそれらしく装うことが第一歩です。
人をだますにはまず見た目からですものね。
昨日書いた記事「うるさいと言われても黙らない訳」で「ハンドメイドに限らずセミナービジネスやサロンビジネスはバカが自分よりもバカを集めるゲーム」だとお話ししました。
もう少し詳しくお話をしましょう。
一部のキラキラハンドメイド作家向けのハンドメイドセミナーもですが、その他の何だかよく分からない女子起業系セミナーは、原則として大人の女子カースト上位者だけがそこそこ儲かる仕組みです。
女子カーストの中位者では収支はトントン。カースト下位になるとお姉様に上納金を収めるだけになります。
セミナーやランチ会に参加している女子起業家の人たちは、基本的に活躍してますアピールのためにお金が必要です。
セミナー参加費、ランチ会参加費、お茶会参加費、素敵な自分をアピールするためには素敵なお洋服も必要です。できればエステや美容院、ネイルサロンにも行ったほうがいいですね。
何と言ってもお金持ちになるマインドを養い、お金に愛されるためには見た目をそれらしく装うことが第一歩です。
人をだますにはまず見た目からですものね。
この道に一歩足を踏み入れたら、お金はどんどん出て行きます。
せこい手作り品を売っていたのでは収入が支出に間に合いません。そこで起業家仲間に「強み発掘」してもらい、自分の強みを生かして自分もセミナービジネスを始めます。
せこい手作り品を売っていたのでは収入が支出に間に合いません。そこで起業家仲間に「強み発掘」してもらい、自分の強みを生かして自分もセミナービジネスを始めます。
物作りと違って実態のない情報商材には原価がかかりませんからボロもうけです。もう真面目に物作りなんてやってられません。
「わたくしたちは仲間です!」
「ノウハウを共有してみんなで豊かになりましょう!」
という標語がかかげられていますが、みんなが儲けるのは無理なのでこれは建前。
なぜならまともな商売では無いため、一般の方はお客になりません。「仲間」と呼ばれる人たちの中でお金がぐるぐると回る仕組みです。
「仲間」に加わると、お互いがお互いの商品やサービスを義理で買うようになります。本当は欲しくない商品でも受けたくないセミナーでもお互いに褒め合い、買い支え合うのが仲間内のマナーなのですが、どうしても人気の差が出てきます。
オトナ女子が集まればそこには必ずカーストが生まれ、みなが対等で平等なんてありえません。
美人だったり、センスがよかったり、お金持ちだったり、押しの強い性格だったりしてカリスマ性を発揮する人(女王様として振舞える人)がカースト上位者となり、うまくすればもう真面目に働くことがバカバカしくなるくらいにお金を集めることができるでしょう。
凡庸なカースト中位者ではすでに入るお金と出て行くお金が同程度なので自転車操業になります。
カースト下位になると自分の商品やサービスは大して売れないのに、みんなと「仲間」でい続けるためにお金を払うのです。
グループの中にいる人たちは、よほどのバカでなければこのセミナービジネスの仕組みにすぐ気がつくはずですよ。
だけど、気づかないふりをして「自分は先生と仲間たちに出会えて幸せ!」「ビジネスのやり方がわかったおかげで人生が変わりました!」とアピールしまくります。
何故なら、変なものに関わってしまった自分の失敗を認めたくない気持ちもあるのでしょうが、気づかないふりをしていなければ次に騙されてくれる人たちが後から入ってきません。
誰だって自分が最後のババを引くのは嫌ですからね。
本当は後から入ってくる誰かにババを押しつける必要も、そもそもそのゲームに加わっていなければならない理由もないのに。
不当なルールでプレイしなければならない不毛なゲームなんて、今すぐカードを投げ捨てて立ち去れば良いだけなのです。
それができないのは何故でしょうか?
それは、そうしたグループが彼女達にとって「居場所」だからです。
「このセミナーには内容も価値もありません」と、本当のことをバラしてしまうとせっかくできた「お友達」から仲間はずれにあいます。女子にとって仲間はずれは社会的な死を意味しますから、それが辛いのでしょう。
セミナービジネスは裸の王様と同じ原理です。
本当は実態がないのに、「バカには見えないんですよ」と言われたら、バカと思われたくなくて「私には見えます!なんて素敵なのかしら!」と言う人たちがいます。
本当はおかしいと感じていても、みんなが「素敵よね!」と言っているから仲間はずれになりたくなくて、「本当よね!」と話を合わせる人たちがいます。
布が見えないバカだと彼女達に後ろ指さされても私は屁でもありません。
だから私は叫ぶことにしました。
王様は裸だ!
さあ、本当のバカはどっち?
「わたくしたちは仲間です!」
「ノウハウを共有してみんなで豊かになりましょう!」
という標語がかかげられていますが、みんなが儲けるのは無理なのでこれは建前。
なぜならまともな商売では無いため、一般の方はお客になりません。「仲間」と呼ばれる人たちの中でお金がぐるぐると回る仕組みです。
「仲間」に加わると、お互いがお互いの商品やサービスを義理で買うようになります。本当は欲しくない商品でも受けたくないセミナーでもお互いに褒め合い、買い支え合うのが仲間内のマナーなのですが、どうしても人気の差が出てきます。
オトナ女子が集まればそこには必ずカーストが生まれ、みなが対等で平等なんてありえません。
美人だったり、センスがよかったり、お金持ちだったり、押しの強い性格だったりしてカリスマ性を発揮する人(女王様として振舞える人)がカースト上位者となり、うまくすればもう真面目に働くことがバカバカしくなるくらいにお金を集めることができるでしょう。
凡庸なカースト中位者ではすでに入るお金と出て行くお金が同程度なので自転車操業になります。
カースト下位になると自分の商品やサービスは大して売れないのに、みんなと「仲間」でい続けるためにお金を払うのです。
グループの中にいる人たちは、よほどのバカでなければこのセミナービジネスの仕組みにすぐ気がつくはずですよ。
だけど、気づかないふりをして「自分は先生と仲間たちに出会えて幸せ!」「ビジネスのやり方がわかったおかげで人生が変わりました!」とアピールしまくります。
何故なら、変なものに関わってしまった自分の失敗を認めたくない気持ちもあるのでしょうが、気づかないふりをしていなければ次に騙されてくれる人たちが後から入ってきません。
誰だって自分が最後のババを引くのは嫌ですからね。
本当は後から入ってくる誰かにババを押しつける必要も、そもそもそのゲームに加わっていなければならない理由もないのに。
不当なルールでプレイしなければならない不毛なゲームなんて、今すぐカードを投げ捨てて立ち去れば良いだけなのです。
それができないのは何故でしょうか?
それは、そうしたグループが彼女達にとって「居場所」だからです。
「このセミナーには内容も価値もありません」と、本当のことをバラしてしまうとせっかくできた「お友達」から仲間はずれにあいます。女子にとって仲間はずれは社会的な死を意味しますから、それが辛いのでしょう。
セミナービジネスは裸の王様と同じ原理です。
本当は実態がないのに、「バカには見えないんですよ」と言われたら、バカと思われたくなくて「私には見えます!なんて素敵なのかしら!」と言う人たちがいます。
本当はおかしいと感じていても、みんなが「素敵よね!」と言っているから仲間はずれになりたくなくて、「本当よね!」と話を合わせる人たちがいます。
布が見えないバカだと彼女達に後ろ指さされても私は屁でもありません。
だから私は叫ぶことにしました。
王様は裸だ!
さあ、本当のバカはどっち?