海月空感(くらげくうかん)



<<back | next>>
このコーナーは大海原を波にまかせて漂うクラゲたちの世界です。月の光がやさしくふりそそぐ静かな海の中で半透明のクラゲに包まれ、一緒に泳いでいるような感覚にさせられる癒しの空間です。
 
004_01.jpg
ミズクラゲ
分布:世界の温帯、熱帯の海
日本で見られる代表的なクラゲです。たびたび河口などで大発生することがあります。白く透けて見える4つの生殖腺が目のように見えることから“ヨツメクラゲ”とも呼ばれています。

004_02.jpg
ブルージェリー
分布:インド洋から太平洋
体色には青、白、赤紫などのバリエーションがあります。

クラゲは何を食べる?

ふわふわと海で漂うクラゲは種類により様々なものを食べています。
ミズクラゲは傘の周りに細くて短い触手があり、そこから出される刺胞毒(しほうどく)で小さなプランクトンを捕えて食べています。これに対してアカクラゲの触手は太くて長く、刺胞毒もミズクラゲのものに比べて強いため、小魚などを弱らせて食べることが出来ます。
ウリクラゲは他のクラゲを丸呑みにするようにして食べる変わったクラゲです。そのため大きく開く口をもっています。
パラオに生息するタコクラゲの一種は、体内に共生する褐虫藻が作り出す栄養のみで生きていくことができます。


<<back | next>>