米国の「今年の単語」に「ガス灯」の俗語「ガスライティング」

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ニューヨーク=遠田寛生
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 米辞書出版大手のメリアム・ウェブスターは28日、「今年の単語」に、人を惑わせて心を操ろうとする意味で使われている「ガスライティング(Gaslighting)」を選んだ。

 「陰謀論」や「フェイクニュース」「ディープフェイク」など、誤った情報であふれている時代を映し出した結果だとしている。

 ウェブ上の辞書を展開している同社の調べでは、ガスライティングの検索回数は今年、前年比1740%も増えたという。

 ガスライト(Gaslight)は本来「ガス灯」「ガス灯の光」の意味。

 人を惑わせるという俗語の語…

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    パトリック・ハーラン
    (お笑い芸人・タレント)
    2022年12月4日7時36分 投稿
    【解説】

    ガスライトは、特定の目的を持ち、フェイクニュースで意図的に市民をだまし続けること。インターネットの普及、情報源の多様化とともに急増しているのは間違いない。 「選挙は不正だ!」「ワクチンは追跡措置を打ち込む罠だ!」「パックンマックンは解散だ

    …続きを読む