渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

女流

2023年04月03日 | open










ホントは女性と男性分けずに二輪
ロードレースのように性別抜きで
ガチでやるのが良いのだけどね。
女性リーグを組んだのは裾野広げ
のためにはいいが、実力で雌雄を
決するスポーツとしては、いささ
か疑問が残る。

そして、日本ビリヤード界に残存
する女性蔑視と差別だ。
「女流」という表現こそ差別の
体現である。男を主流とし、女性
は「脇物」とする古い表現だ。
ビリヤードは、プロトーナメント
でも女性蔑視と差別が著しい。
プロアマのオープン戦でも、男
子戦は優勝150万円で女子は40
万円だ。
なぜ、同じ人間で、同じビリヤー
ドをやって、優勝賞金に性別で
何故こんなに差がつけられてい
るのか。
これは、差別以外の何ものでも
ない。
テニスなどでは、男女関係なく、
賞金は同額だ。
性別によって著しい不利益を与
える構造は差別そのものだ。

日本は、女性のプレー代金を安く
したりしているが、これもフェミ
ニストを装う性差別でしかない。
そして、賞金も女性は話にならな
い低額にする。
こんなバカな世界は無い。
体育館や武道場の使用料金が男女
で差があるとか、あり得ない。
駐車場料金が男女で差があると
か、同じ仕事をして男女で成功
報酬や賃金に差があるとか、そ
れは社会的に絶対に良くない事
なのだ。
男と女が性別により賃金に差別が
あってはならない、就職の雇用に
差別があってはならないとするの
が日本の法律の建前だが、スポー
ツ界、とりわけ日本のビリヤード
の世界では、女性差別が今でも強
く残っている。

ビリヤードは実力勝負の世界だ。
実力があるのに女性だからと男
よりも下に無理矢理置かれる仕
組みは、全時代的な女性差別で
ある。
百歩譲って男子リーグ、女子リー
グと分けるのはよいとしても、
賞金や参加費は同額にすべきで
あるし、女流などと全時代的な
「女性は別物」とする表現は
忌避すべきだろう。

かなり時代遅れ。
だが、日本のビリヤード界はノ
ンポリと上の者に追従する者た
ちだらけなので、悪しき構造等
についても誰も何も言わない。
なぜ多くのプロがプロを続けず
にやめてしまうのか。
それは選手からの搾取によって
組織を維持しようとする団体し
か無いからだ。
そして、そうした体質は、女性
差別を行使している点からもよ
く見える。

元プロのラッキー菱沼氏はラッ
キー語録で言った。
「Z務省とNPBは30年間ダメだ
よね」

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