今日のオススメ本の紹介は、こちら。
『ずるい考え方~ゼロから始めるラテラルシンキング入門~』
(2023/04/03 04:29:46時点 楽天市場調べ-詳細)
ひとつひとつ論理を積み上げていく『ロジカルシンキング』ならぬ、
スタート地点からいっきに答えにジャンプしていく『ラテラルシンキング』について
非常にわかりやすく、事例や問いを交えて書かれた面白い本です。
題名に『ずるい考え方』とあるのは、
あまりにも画期的で斬新に問題解決してしまうため、
まわりの人から「そんなやり方があったんだ、ずるいよ~」と
思われる考え方という意味ですね。
ロジカルシンキングがまっすぐ掘り下げていく垂直思考で、問われるのは過程、
ラテラルシンキングが多角的に物を見る水平思考で、問わえるのは結果、
つまり思考の順序としては、最初にラテラルシンキングで発想し、
次の段階に過程をロジカルシンキングで検討するといいみたいです。
小さい頃読んだ、多湖 輝先生の
『頭の体操』シリーズにも通じるところがありますが、
この本は実際のビジネスで活かせる考え方にも触れており、
・最小の力で最大の効果を出す
・相手の力を利用する
・異質なもの同士を組み合わせる
・先の先を読む
・ムダなものを捨てない
・マイナスをプラスに変える
などの各章に偉人や成功者の事例が盛り込まれていて、
非常にタメになります。
この本の最初にこんな問いがあります。
『13個のオレンジを3人で均等に分けるには?』
解答例としては、いくつかありましたが、
最後の回答例は思いつきませんでしたね。う~ん、なるほど!!
(回答が気になる方は、ぜひ本を読んでみてください)
こういった問題に常に触れることで
普段から頭を柔らかくしておく必要がありそうです。
学校教育はロジカルシンキング中心なところがあるので、
中高生にもオススメしたい本ですね(^-^)/
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