「袖擦り合うも……ッて言うだろ！よろしくな！」

読みはみらひき　ぜんざい。
年齢は二十代の退魔師。これでもナリは男子らしい。
年齢の割に達観しているところもあるし、いかにも古株といった面をしている。
しっかり桔梗院の人員、それと少なくとも人間なのは確定している。
無類のジャンクフードと音楽好き、文学も初版本を集めている。結構お人好し、だが根はシャイ。
154cm、体重は見た目通り軽い。
符を用いた後方支援が得意。
「呪術だが占いからそれこそ戦いまでなんでもござれだ。マ、よろしくな」
退魔師としての歴は長く、人や人外問わずものを教えるのが好き。
善悪にあまり頓着がなく、「人から出されたメシを旨く食っているか」どうかが敵対するかどうかの基準。
昔は過去視が暴発しがちで、体も弱かったとは退魔師仲間にはしばしば話している。
苛烈すぎる「モノを視る眼」の持ち主。日頃はチューニングしていて全盲に近い。
人の顔を見たり、文字を読む時だけチューニングを上げている。
最大出力の霊視は反射的に相手を解析、防衛機構として涙を流すが如く流れるように
カウンター・レジストするほどの代物。要するに、邪眼。
また、観測力についてはずば抜けており、強固なレジストがない限りは
本質を見極められてしまう。勿論万能の眼ではないし、日頃は出力を下げているため、
あまり問題はない。


「……今日は気分が良いんだ。……。何を、話そうか？……占いでもするか……？」

――「美楽疋　善哉」。
美楽疋　善哉とは別人であるが同名を持つ人物。善哉曰く「善哉さんの生き恥」。
人を傷つけたことのある咎人である。

左眼以外は実体があるようでない、伽藍堂の体をしている。脳すら存在していない。
強い希死念慮があり、その欲望は、まるで底なしの沼。この欲望の露出は自身が
「人から攻撃の意をとられたとき」に発露する。作戦行動中は周囲の安全のため至らない。

外見は40代、性別は男。黒いパーカーにスーツ、ネクタイで全身は真っ黒。身長は180cmほど。
平素の性格はどこかぼんやりとしていおり、生活全般に頓着がない。
どうやら桔梗院の善哉とは自身が父、相手が子供という関係のようだ。実子かどうかは不明。
悪業でなければ、親切で咎人に手を貸すこともあれば――咎人への復讐を果たしたい者に手を貸す。
桔梗院の作戦には独自で参加するものの、桔梗院と直接の関わりは避けたがる。
桔梗院の善哉を指しているのか、時折「善哉さん」と呼ぶ。

……罪状は「人身供養」らしい。しかし、その割に危険度は低く設定されている。
罪に問われたのは15年ほど前だ。
捧げたのは自分の左眼以外の体。病弱だった桔梗院の善哉の延命のために禁術を使用したため、
追われている。禁術をかけられた当人は検査ののち、問題なしと判断されて桔梗院所属へ。
名前もこのとき同時に捧げ物としたため世界から抹消されており、桔梗院も指名手配に少し難儀している。
傷つけた者は、無論、自分自身である。また、右腕を負傷。
腕や手に包帯は、しばらく巻かれたままだ……。
桔梗院の善哉と、少なくとも記憶の共有やなどの特殊な共有事項はない。
桔梗院の善哉と非常に良く似た術を行使する。また、ランクはやや劣るがやはり強い眼を持つ。

【武装】寸鉄「無銘」
鉄に近い質感の金属。重く、黒ずんでいて、独特の光沢がある。
所持しているだけでもある程度の呪い除け効果が期待できるが、
本領を発揮するのは呪術者にこれを突き立てた時。
術者や周辺の呪力やその類の力場を一瞬散らして、呪術や異能の行使を妨害する。
作者ギアラ(作戦番号33)のスタンスにより銘はなし。「好きに決めていいよ」
――金属の出処はとある異界。
とある男の娘の庇護欲が暴走した結果、その娘は己がそうとは知らぬまま怪異となった。
後に己の変質と異界の犠牲者を知った娘は、
永遠の命と鳥籠の安寧を捨てて自ら炉に飛び込んだという。
異界は消失したが、炉に残された鉄は残った。
この金属は、呪やその類に大して、強い抵抗力を持つ。

咎人として知っているロール歓迎。


美楽疋家は代々占い師の家系であり、それらは呪術の応用。
未来予知はうっすらとしかできないが、過去に関することを調べることについては覿面の能力をしている。
ただし、される対象が望まないと、不明瞭になりがちである。
過去視でその人物の動向を探ったり、過去の統計データを元に「占い」とする、
割と合理的・体系的なものに基づいている。
戦闘においてはこれを応用し、符を用いて簡易的な「相手が一瞬前に行った思考の察知」を行い、
相手の先手を取ることをとにかく目的とする。
しかし相手の過去視を強引に行うため、やや力の消耗が激しい。
これで一山あてて大きな土地をいくらか所有している。
尚、これらの能力は影法師たる善哉も所有している。
善哉の「生き恥」呼ばわりは、禁術に手を出したが故だろう。


桔梗院の善哉と、影法師たる善哉は同時に確認することかできない。
桔梗院の善と哉影法師たる善哉は、「存在が重なり合っている」ようだ。時折その姿を
それぞれに幻視するのはそれ故であり、また死ぬまで相互に干渉することは叶わない。


【ルーシーバーガー】
ハンバーガーチェーン店。若者が良く居る。善哉の根城のひとつ。
https://anya-meikyu.reifier.jp/rooms/messages?room=35

【美楽疋邸宅】
退魔師と分かるものならば咎人でも人外でも誰でも歓迎。呪術の手ほどきを受けたい教え子など募集。
https://anya-meikyu.reifier.jp/rooms/messages?room=604

【美楽疋の禁足地】
「侵入した理由に嘘をつくとばれる」という確定ロールが発生します。
トークルーム情報をお読みになった上での交流、歓迎です。
https://anya-meikyu.reifier.jp/rooms/2132/detail

※全体的に既知ロールから初対面ロール歓迎です！
上記のいずれも、影法師たる善哉の登場の可能性があります。

【特記事項】
野老葛 多聞(作戦番号：1053)。
――影法師たる善哉が『魂』を『捧げた』相手。
死後はこの身に魂を砕かれ、食い散らかされ、来世すらない。それでいい。

宇佐見 旭彦(作戦番号：553)。
――影法師たる善哉が『血の召喚術』を『与えた』相手。
その血は防壁になり、解毒薬ともなる。ともすれば新しい術も。……棺桶は、カラでいい。
(https://anya-meikyu.reifier.jp/rooms/messages?room=2132&category=all&relates=true&children=true)

鎧井さん（作戦番号：274）。
――桔梗院の善哉が、ひょんなことから刃を交えて、ひょんなことから「柳吉」と名付けた。
愛し愛される仲、であるが善哉さんはかなり照れている。愛ってヤツを教えちゃる。
(https://anya-meikyu.reifier.jp/rooms/messages?category=conversation&root=443659&relates=true)

慄目 兎（作戦番号：55）。
――影法師たる善哉が『右眼』を『譲り受けた』相手。
行く先も分からない中を照らす灯りになれればいいが。――刹那の時でもいい、子は宝だから。
(https://anya-meikyu.reifier.jp/rooms/messages?category=conversation&root=469322)


【戦闘システム面】
善哉さん！スペシャルサポート
善哉さん！カンカンカーン！→桔梗院の善哉
美楽疋・守の術→影法師たる善哉
となります。ロールごとに使い分けてみてください。

【PLより】
交流フリー、ゆっくりとなりますが仲良くしていただければ。
交流方針としては双方誰とも仲良くしたいです。
深い関係のご縁がございましたら是非に、どうしても！というときは
メッセージを送ったりしていただけると。当方もそういたします。
確実な返答がほしい場合は各種メンションをお願いいたします！
3L可となりますが特筆してBLが好きです。
誤字脱字魔なので再投稿が多いです。マジですみません。
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