「命をつなぐ道」完成

イオンモール豊川開業に備えた蔵子線改良/緊急車両用ゼブラ帯も

2023/03/16

ゼブラ帯が設置された蔵子線。後方はイオンモール豊川(豊川市白鳥町で)

 大型商業施設イオンモール豊川の開業に備えた道路整備の一環で、計画地西側の蔵子線の改良が完了した。緊急車両用のゼブラ帯も設置され、「命をつなぐ道」として役割が期待される。
 
 蔵子線は、イオンモール西側出入口付近の交差点「菟足」と国道1号との交差点「穴田」を結ぶ約550メートル。改良工事によって幅12メートルから幅16メートルに広がり、緊急車両の通行を円滑化するため、道路の中央部には幅3メートルのゼブラ帯が確保された。

 昨年度は両側のL型擁壁約420メートルの設置と南側の歩道築造、側溝の工事などが行われ、今年度は北側の歩道築造と本線部分の舗装工事が行われていた。

 モール北側には市民病院があり、御津町や小坂井地区など市南部から市民病院へ急行する救急車は国道1号を経由してこの道を通るケースが多い。モール開業後は来店者の車で渋滞が予測され、救急車は立ち往生しないようにゼブラ帯を通ることになる。

 緊急車両対策として、市民病院ではすでに救急車用の入り口を北側に2カ所増設し、市民の命を守る対策を進めている。

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