特殊詐欺にかかわったとして、大阪府警は中高生ら男女36人を摘発し捜査を終えました。闇バイトと称してメンバーを募集したとみられています。

 大阪市西成区の自営業・宇野亜沙人被告らは、去年4月から11月にかけて高齢者に「クレジットカードが不正利用されている」と電話をかけてキャッシュカードをだまし取り、現金を引き出したとして起訴されています。

 大阪府警によりますと、宇野被告は特殊詐欺グループのリーダーで、警察は、3月31日までに14歳の中学生や高校生など男女あわせて36人を摘発し、捜査を終えました。

 グループは闇バイトと称してメンバーを募集していたとみられ、警察はこのグループによる犯行として約2300万円の被害を裏付けたということです。