北海道広島町からカープへ寄せ書き(1978年6月11日付)
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 2023年春、プロ野球、北海道日本ハムファイターズの本拠地が北広島市のエスコンフィールド北海道に移転します。プロ野球チームの本拠地が新球場に移転するのは、2009年に広島東洋カープがマツダスタジアム(条例上の正式名称は広島市民球場です)に移転して以来。北海道なのに「広島」の名が付いている理由は広く知られている通り、広島からの移住者が開拓したことにさかのぼります。単に同じ名前が付いているだけではなく「北の広島」の動向は、広島でも盛んに報じられてきました。両者のつながりを過去の中国新聞紙面からたどります。

 まずは北広島市の公式サイトなどから、簡単に歴史を振り返りましょう。1884年、広島市南区段原出身の和田郁次郎ら広島県人25戸103人が集団移住。10年後、自治体名が札幌郡広島村となり、1968年に町制施行で広島町に。そして1996年、現在の北広島市となりました。

 「北海道広島町 『北広島市』に来年9月」(1995年6月30日付)では「町名のまま市制施行すると広島市と同一名称となることから別名を検討していた。『北海道の広島市』との意味合いを込め北広島市が最善と判断」とあります。町内にあるJRの駅名「北広島」が浸透していたことも理由の一つに挙げられます。

 市制施行に関して興味深い記事を見つけました。