不登校の子の自宅学習「成績に反映を」 文科省が通知

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桑原紀彦
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 文部科学省は31日、増加が止まらない不登校の総合的な対策をまとめ、各教育委員会に通知した。学校に行けない子どもたちを指導する教育支援センターを充実させ、自宅で受けたオンライン授業やテストを成績に反映させるよう求めた。1人1台の情報端末で心身の不調を把握し、早期支援につなげることも促した。

 教育支援センターには学校内に置かれるものと校外に置かれるものがあり、文科省は今回の通知で、学校の空き教室を活用するなどして校内型を増やすよう要請。また、校外のセンターで、オンラインで在籍校の指導やテストを受けられるようにすることも求めた。これまでは自宅などで受けたオンライン学習の成績への反映が不十分だったといい、情報端末の配布が進んで1人1台になったことも踏まえ、出席扱いにするとともに、きちんと評価するよう求めた。

 一方、不登校の予防策として…

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