■これだから若者(バカもの)は甘やかすもんじゃない

Twitter見てたら救いようの無いおバカさんのブログが話題になっているのを見かけました。

こんにちは、石田祐希です。

 

18年なにも考えずに生きてきて、"レール"に沿った人生を歩んできました。

 

高校生活を終えてからの進路に就職という選択肢はありませんでした。

 

ただそれだけの理由で大学へ進学することを選択。

 

でも、そこには自分の意思が無くて、大学は自分で選択した道じゃなかったんです。

 

そして、大学を前期で退学することに決めました。

 

退学届けを7月に提出し、本日正式に退学することに。


全文はこちらから→4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ


ははは(乾いた笑い)

前にも書いたけど、私の大学生時代(1990年台後半)にも「就職って義務ですか?」とか「自分らしく生きたい」とか言って、「レールを外れて自分探しの旅に出る」のがとーっても流行りました!
ほんっと懐かしーねw


まあ、別に若者がなんの当ても無いのに大学やめましたバカだねーってだけの話なら別にいーんです。「ふーん」で終わりなんですが、どうやらこの若者は高知県出身のブロガー、やぎろぐの八木仁平さんが運営するブログカレッジ(有料オンラインサロン)の生徒さんだそうです。


私ねー。。。。。


実はこの八木くんの有料note買っちゃったことがあるんですよ。ブログ運営の教科書とかそういうのだったかな、数ページしかないのに2千円以上しました。内容はゴミみたいなものです。
でもそれはそれでいいのです。あの時はあらかじめゴミみたいなものだと分かった上で買ったというか、お金を払うのに中身なんて白紙でもよかったくらいだから。


その頃の八木くんは高知県出身の大学生で、ブログを始めて短期間でPVを稼ぎ、それでちょっとした額のお金も稼いだという成功により、ネット上で話題を集めている子でした。
私は彼を高知県出身の若者ががんばってるなぁと、ほほえましい気持ちでその活躍を眺めていました。

そして、彼がその有料noteをリリースした時は、数ヶ月後に就職を控えていて大学も卒業間近というころ。


「大学を卒業したら小さなキャンピングカーが欲しいです。だからお金ください。」
 

と彼のブログに書いてあったので、「そっか。 じゃあ、有料noteの売り上げが車の購入費用の足しになればな。会社員生活大変だろうけど、休日にはキャンプとか行ってね。」という気持ちになり購入しました。


繰り返しますが、高知県出身の若い男の子ががんばってるから応援したいと思ったからです。 ブログでの成功体験と実績を就職してからも活かして、仕事のできる素敵な大人の男になって欲しいなと思ったからです。

けれど、彼は有料noteの売り上げ等で簡単に大金を手にしたからでしょうか、なんとあっさり就職をやめてしまいました。


それを知った時パソコンの前で思わず「ぶぁか!」と声に出してしまいましたが、 そんな私を夫は冷たく一瞥し

「あなたみたいな人が甘やかしてお金払うからこういうことになったんじゃないの?」

と言いました。ええ、実にその通りです。。。


あぁ、就職をやめると分かっていたならnote買わなかったのに。本当に後悔しています。
失望した私はその後彼のフォローをやめました。



あれから半年ほど経ちましたが、どうやら彼は自分と似た様な若者を再生産しているのですね。今はそれがお仕事になったんでしょうか?


ブログで稼ぐとか言いますが、実際にしているのはサロンビジネスですよね。ブログから広告料などの収入を得て生活しているのではなく、自分を虚飾しお金を餌に「成功にもお金にも縁が無い人たち」から集めた授業料が食いぶちですよね?


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若者はバカで当たり前だし、バカさの勢いがあるから可能性にチェレンジができるもの。そういう私だってクソバカだったのだから他人様のことは言えませんが、中年になった今若い人に言えることは

「人生と世の中は舐めてかかると必ず手痛いしっぺ返しがきますよ」

です。


それにしてもこの石田くんという若者。起業起業と息巻いていますが、ブログ塾に入ったり、ブログ合宿で他人に影響うけたり、センセイに指導された通りにブログを書いている時点で起業家には向いてらっしゃらないとお見受けいたします。


まあでも、若さの悪いところはバカさだけれど、若さの良いところはやり直せるところですからね。