2014年07月22日

2014年7月21日のラヂオ

三宅:2014年7月21日(月)24時をまわりました。
今週も先週に引き続き、ダナキルダナキルエチオピア、ダナキルダナキルエチオピア、の話をしたいと思います。
あとはね何が大変だったかな。
葉っぱとかをひいて寝ないと行けないというね(苦笑
寝袋とかないっていうね、でさぁだんだん人って慣れてくるんだよね。
ラクダの糞が色んな所に転がっててさ、使われてないと思うけど、掘ってラクダの糞とかを全部スコップとかで排除してさ、寝床を作ってたんだけど
だんだんラクダの糞とか普通になってくるからね。
人って麻痺してくるんだよね。
糞が転がってても、そこで疲れたから普通に糞を目の前にしながら寝てるからね。
ヤシの木の葉っぱをカットして、それを並べてさ、
であの、ラクダの死体を見つけた場所で泊まるシーンがあったと思うんだけど、そこがさその日その場所で泊まるだけどさ、寝れなかったんだけどさ全くもって、まぁ最悪なことに風下だからさ、その死臭が漂ってくるのよ。
臭いんだから、本当に本当に臭いの、近くにはいるんだけど、匂いとかが嫌だから、だいぶ離れたところに自分の寝床を作ったんだけど、すごい臭いのよ風下に乗ってきちゃって、あれはちょっとなんとも言えない、あれはテレビでは伝えられない匂いだからさ、すごい臭かったもう。
でそうそう、すごいなんであれでビビってたかっていうと、時間がなくて、俺行く前にね6本ぐらいの、普通は2週間とか、1周間とかあけて、何本かに分けて打つらしいんだけど時間がなかったからってことで、一回の予防接種で6本ぐらい打ったの。
黄熱病、マラリア、なんたらとかって色々あるんだけど、まぁ僕はONAIR上はそんなのみんなジャングルの武井さんもそうだけど、描かれてないけど、何が嫌かって、マラリアとか、黄熱病とかになりたくないっていうさ、それが一番怖かったかな、寝てたら蚊に刺されてそういうのになったらどうしようとかって、そこが一番怖かったかな、脱水も怖かったけど、それで、もう日数があれで、狂犬病だけ、注射が打てなかったの。
だから野生動物に噛まれると、24時間以内にワクチンを打たないと絶対に死んじゃうのね人って、で打ってないからさ、あんなところに寝ててさ、もしラクダを食ってる動物にさ、もし噛まれたらどうしようと思ってさ、メッチャ怖かったんだよね、それが。
だから、あれが怖かったわけ、狂犬病の注射してないから、でどうすんだろう、本当に刺されたらどうするんだろうとかさ、思ってやってたからさ、怖かったね。
でもほら武井さんのところ蟻に刺されてたりとか、いろんな事件が起きてるからさ、それは使われないわなこっちは、ただひたすら歩いてるだけだからね、なんか良い絵のPVみたいな感じになっちゃうもんね。
もうその死臭ってこんなに臭いんだって思った。

「三宅健のラヂオ」

三宅:でもなんかもう、凄かったよ、色々と思っちゃったもん。
最初の1日目はまぁまぁって感じで、2日目も大丈夫、3日目ぐらいから、あと残り2日あるのかって思うとぞっとするんだよね。
3日目ぐらいだったらなんとか、3日目ぐらいが自分の中の5日目ぐらいの感覚っていうかさ、あと、こんだけあるのかって思うと、もう結構たいへんだったな。
3日だったら、頑張れると思う、俺すぐに飲んじゃったけど一日一本のペースで3日をやりきれば良いんでしょ水。
3日ぐらい飯を食わなくたって全然平気なんだから、そりゃ食べてないけど、5日間飯を食わないなんて余裕だよ別に、腹は減るけど、何が一番やばいて水だよ水。
もうこうやって喋ってる間にも喉乾いてきちゃった。
それがもうさ、ちょっとパニックを起こしそうな感じになるよね、水が飲めないっていうね、だから本当は喋りたくなかったよ、テレビじゃなかったら絶対にあんなに喋ってなかったよ、ずっと黙ってるよ。
ラジオだったらずっと黙ってるよ、だってそうじゃん水分が奪われていくんだから、いや~あれはね、ご飯とかって言うよりも水が飲みたくて、水が飲みたくて水が飲みたくて、って感じだった、あとはやっぱりコーラ!コーラが飲みたくてしょうがなかった。コーラが飲みたかったな、あん時、糖質を欲しがるんだな人の体が。
あとはね、これは本当に僕が本当にお風呂に入らなくてもそんなに匂いはしない方なのよわりと、1日や2日ぐらいなら、で汗かいて、自分舐めたりしたことないからわからないけど(笑)無味無臭なんですよ。味も多分しないと思いますよ(笑)
本当に匂いしないんだって、この間もメイクさんに言われたんだよな、あの35なのに、おじさん臭がしないねって、しないんだっておじさん臭。
おじさん臭って付き合ったりとかさ、一緒に寝るとかそういうことをしてる人たちだけがわかるもんだと思ってたの、でそうなんじゃないのって聞いたの、メイクしてて分かるんですかって聞いたら、後ろに立っただけでおじさん臭ってわかるんだよっていうから、そうなんだ~って思って、まだでもみんな35ぐらいじゃしないんじゃないのって言ったら、普通にするんだって、35とかだと全然普通にする人はするらしいよ。
でも俺もそろそろしてくるかもな。
でね、5日間人はお風呂に入らなかったらね、あ、5日間じゃなかったか、結局ねレクチャーもあるから6日間か、尋常じゃないぐらい臭くなるんだなって思った。
もう本当に尋常じゃない臭かった。
で、アジス・アベバに戻って、お風呂に入ったんだけど、何回洗っても匂いが取れない、俺の体こんなに臭いんだと、思ったし、相当臭かった、匂いが本当にこびりつくってこういうことを言うんだなっていう、こびりついて取れないってまさに、臭かったな、臭かった。
2月に行って、帰ってきて直ぐに手話の収録だったから、もう帰ってきて、鬼のように手話の勉強して、手話の収録をしてた。
あのねビックリしたんだよ本当に、これね誰にも伝わらない、残りの3人しかこの気持はわかってくれないんだよ~。
これね、みんな話さないから、話しちゃおうかな。
何がね臭いってね、この世のものとは思えないくらいのおてぃんてぃんがね大変な事になっっちゃうのよ。
やっぱり5日間風呂に入らないって、あぁなっちゃうんだなと思った。
臭いんだよ、本当に。
いや~、それはねみんなわかんないと思うよ、もしまぁ、もしそれを知りたいと思うんだったら5日間お風呂に入らなければ良いよ。
で、なおかつ汗を8月ぐらいまで待って、一番暑い時期に5日間お風呂に入らなきゃ、その状態になれると思う。
その状態を再現出来ると思う(笑
なるほど、こういう匂い、まぁ人それぞれあるだろうけど、匂いの種類ってのはあるだろうけど、あ、こういう臭いのことを言ってたんだっていう事がわかると思いますって、じゃ私も、そうだ健君がやってたから私もちょっとやってみようって、そういうバカな人はいないと思うけど、いや~本当だよ、もうね、超絶くちゃいんですよ。でも全くもう気にならないよどっちかって言ったらやってる最中は、サバイバルを。
風呂を入ってない僕も全然気にならないもん、どうでも良いしさ、もう僕はあれですよ、空を仰ぎ、ファザースカイを仰ぎ、マザーアースに肥料をぶちまくりましたよ。
肥料を与え続けましたよ。
それもね、ONAIR上は使われてないけど、当然ですよ、ないんですから、簡易トイレとかも何もないんだからあそこの現地に住んでる人はみんなそうだからね、
その要は大地の恵みからもらった果物だったり、水源だったりなんでも良いんだけど、そこから恩恵を受けて、それを返さなきゃいけいない、還元するっていうのはそういう事なんだと思う。
そうやって循環していって、ようは地球が育っていくんだからさ、地球は借り物だからね、いや~あれはね、すごいよ。
やっぱりね、砂漠で思ったね、アイドルの前に人間なんだって事に気付かされた。
やっぱりね出て行くのはね、マシュマロじゃなかった。
それに気づきました。

~♪ MUSIC~
V6「BEAT OF LIFE」

三宅:そう僕も何を隠そう、アスリート系アイドルだとか、新聞とかに書かれてたみたいだけど、なんで僕にこの話が来たのかなってすごい疑問だったんだから、僕自身がね。
でもエチオピアなんて、プライベートでなんて絶対に行くことないから、経験として行ってみたいなと思ったの、だから行ったんだけど、いや凄かったな。
でね、何が怖いってね終わってから知ったんだけど、僕の行ったそのダナキル砂漠ってあれなの、ソマリアのすごい近くなの。
だから、キャプテン・フィリップス見た?あれみたいなのソマリアの海賊が居るわけよ、普通に拳銃持ってうろちょろしてる人たちが凄い近くに、っていうような場所で凄い治安の悪い場所だから、だから僕の知らないところで見えないところに5人ぐらいソルジャーがいて、ずっと拳銃を持って見張りをしてたんだって、僕にばれないように、っていうような、すごく危険な場所でロケをしてたらしいです。
他の人達もそうだったのかもしれないけどね。
で、終わってからソルジャーにあったんだけど、みんな良い奴らっだったよ。
エチオピアの人たちって凄い働き者なんだよみんな、なんでかっていうとさ、仕事がないから、誰かの役に立ちたい=仕事を貰えるっていう、その必死感っていうか、だからなんか言われはたらくんじゃなくて、言われる前に動く、そういう精神を持ってる人たちだったけどね、話を聞いてたら、まぁそんなねエチオピアの人たちが素晴らしく働きものだとか、良い人だってことを知ったりとかね、色々あったんですよ終わったあとも、で凄い遠いから向かうときに東京から、フランクフルトを経由して、エチオピアに入るんですけど、帰りはそっちの方が早いとかで、インドを経由して帰ったんですよ、で、そのトランジットて6時間位時間があったので、一回インドに出るかってなって、インドって行ったことなかったから、行ってみたいと思ってたから、実質4時間がぐらいしか時間がなかったんだけど、ちょっと終わって、帰りに少しだけインドの街を歩いたりとかして、なんか面白かったな。
結構色々あって、なんだろう忘れられない、色んな人の忘れられない、目を見たっていうか、その僕がエチオピアのダナキル砂漠撮影が終わって、ロケを終了して、水を飲んで、もう帰りますって時に現地の子供が来て、写真を取らしてもらったんだけど、その写真を取らしてもらった子供が凄いちっちゃい子だったんだけど、なんか写真を撮り終わったら、水をくれって言うわけ、写真を撮ったんだからって、その時のその写真に写ってるその子の目、顔が忘れられなくて、本当にこんなに幼い子がこんな顔をするんだっていうのが本当に忘れられなくて、とか、インドに降り立って街を歩いている時に物乞いをしてる人たちも沢山いて、アジス・アベバでも居たんだけど、その人達の目とか、本当になんか、日本にいたら、こういう目をした人たちに出会うことがないなっていうような表情がしてる人たちがいたりとか、すごくある意味貴重な印象的な出来事が沢山あった旅というかですね、本当に2度とダナキル砂漠に行くことはないと思いますので、ただ心残りなのは、ナショナルジオグラフィックチャンネルとかでも、ダナキル砂漠の近くに見られるマグマが凄くフューチャーされていて、そのマグマを肉眼で時間があれば見たかったんですけど、ロケが終わっても半日以上かかるような場所にそのマグマが見れる場所があるらしくて、だから見ることは出来なかったんですけど、ただの普通のサバイバルじゃなくて、ただのロケだったら車とかを使って半日かけてマグマとか見に行けたかもしれないけど、そうじゃなかったんで、それが見られなかったのが私としては心残りですけども、まぁ大変でしたね。
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おやすミセス
posted by 三宅健のラヂオ at 01:00| 日記
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