鳥取県米子市の伊木隆司市長は19日、旧統一教会の集会に、過去に2回出席したことがあると明らかにしました。
19日開かれた定例記者会見で米子市の伊木市長は、2019年3月と2020年12月に、市内の「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の「米子家庭教会」で開かれた集会に、来賓として出席したと述べました。
知人から「ぜひ出席をして欲しい」と依頼を受け、公務ではなく政務として出席し、市政報告などを行ったということです。
集会の出席にあたっては、世界平和統一家庭連合について、旧統一教会が名称を変えた団体だという認識はありながらも、過去のトラブルから再出発しているという印象があり、出席したということです。
また、これまでに、米子家庭教会から、政治資金の提供や選挙の応援などを受けたことはないということです。
伊木市長は、市長という立場は政治家と行政機関のトップという双方の立場があり、市民の思想信条に関係なく対応していくが、今後も自らが教団に対して働きかけをすることはないとしています。
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