教員紹介
准教授
富田 大介
(TOMITA DAISUKE)
主な担当科目
パフォーミングアーツ概論、舞台芸術入門、身体表現論、ダンスワークショップ実習、専門演習、総合演習
専門分野
美学・芸術学
経歴・資格
神戸大学大学院、メッス大学(現ローレンヌ大学)大学院などで 学び、大阪大学や追手門学院大学での教員を経て現職。博士 (学術)
学生へのメッセージ
以前勤めていた大学の廊下に、オレンジ色の大きなポスターが貼られていて、そこに綺麗な白い文字で学生へのメッセージが書かれていました。「好奇心を殺すな」。僕はハッとして、以来、この言葉を心に留めています。今日はとかく「〇〇のために」と目的を求められがちですが、何の役に立つかなんてその時はわからないことも多いのだから、学生の時くらい心の動くままに、情熱の趣くままに、物事へ打ち込んでもらえたらと思います。
研究テーマ
模倣、擬態、仮構機能(創話機能)、災禍と表現
主な業績・受賞歴など
編著書に『身体感覚の旅』(大阪大学出版会)、共著に『ソーシャルアート』(学芸出版社)、『待兼山少年』(大阪大学出版会)、論文に「土方巽の心身関係論」(舞踊學35号)、「P・ヴァレリーにおける運動的陶酔のメカニズム」(美学芸術学論集6号)、「岩下徹 即興舞踊試論」(美学芸術学論集1号)等がある。
企画や出演に「『RADIO AM神戸69時間震災報道の記録』リーディング上演」(神戸大学百年記念館)、「PACIFIKMELTINGPOT」(ボビニーMC93、チバウ文化センターほか)、「The Show Must Go On」(彩の国さいたま芸術劇場)、「Cornucopiae」(ポンピドゥ・センター、オペラ・コメディほか)等がある。
社会的貢献・活動など
【学会活動】:舞踊学会(理事), 日本演劇学会, 美学会
【委員歴】:文化庁芸術祭審査委員(舞踊部門)ほか、上演芸術の賞に関する推薦委員等
【地域の催し】:大阪府の有形文化財における映像・写真展(旧新田小学校「上新田 ゆめまぼろし」)や、取り壊しの決まった文化住宅でのお見送りイベント(「阪大石橋宿舎おみおくりプロジェクト」)など
但馬の好きなところ・おすすめスポット
香住の三田浜付近。5-6月には美しいカエルの鳴き声と海の波音をともに聞くことができます。