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【青汁王子「告白」】「カネ・逮捕・未来・・・今こそ本当のことを全部話します!」《年商131億!「青汁前夜」①》

◼︎「開店前」のパチンコ屋に並ぶおじさんを見て危機感が!

写真:平山訓生

 

三崎——これは本(前掲書)にも書いてないかもしれないですけど、友達の知り合いから、パチスロの打ち子の仕事があるからやらないかと言われて、やってみたんです。終日スロットを打って、その稼ぎから毎日いくらかもらうみたいなことをやったんです。当時、1回につき1万円ぐらいもらえたと思うんです。そういうことをやってて、こういうのもあるんだなと。そこからスロットにハマったんです。

編集部——ひょっとしてあの札幌駅前の巨大パチンコビル「ベガスべガス」ですかね? 高校生の頃ですから2006年くらいですか? あの頃はたしか北海道といえば高校野球の駒大苫小牧が強かったですよね。そのライバルは早実の「ハンカチ王子(斎藤佑樹)」。三崎さんは「青汁王子」になる前は「パチスロ王子」だったわけですね。

三崎——そうかもしれません。当時は「北斗の拳」(4号機)などで面白いように出ましたから、ハマりました。毎日朝から晩までそれこそ、開店前に「並ぶ」ような生活をしていたんです。
 そういう生活を続け、高校3年生ぐらいの時に、ふとパチンコ屋に並んでいると、自分の前にいたちょうど父親と同じぐらいの年代の人たちが突然、目に入りました。いつもの光景が変わって見えたんです。
 朝、寒空の下で並んでるんですよね。それを見てですね、「ああ、いつか自分もこういうふうになるんだな」と思うと、そこからすごい危機感を覚えたんです。本当に恐怖というか、危機感を覚えたんです。
 このままだと、おじさんたちみたいにいつか「オレもこうなる」と。
 漠然とですが、高校生の頃はまだ「立派な人間になるんだ」みたいなことを考えていたんです。まだ希望というか前向きな気持ちはあったんです。
 だから、いよいよ自分も「ヤバいんだ」ということが分かったんです。そこから「あせる」ようになって。「このままじゃダメだ、何かしないといけない」と思ったんです。

(青汁王子「絶望と希望の真実」2回目へつづく)

【参考資料】
 「ネット炎上し、格闘する男」とは、三崎氏自らの「誹謗中傷」と向き合い、真実と潔白をを明らかにするいう思いから発信を続ける活動を意味している。

 

 

 

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三崎 優太(青汁王子)

みさき ゆうた

三崎優太(みさき・ゆうた)
高校時代に始めたアフィリエイト広告で月収 400 万円を売り上げるなど若くしてビジネスの才能が開花、高校を二度退学後、パソコン1台で起業し、 18 歳で株式会社メディアハーツ(現・ファビウス株式会社)を起業。2014 年には美容通信販売事業を開始、2017 年に「すっきりフルーツ青汁」が累計 1 億 3000 万個の大ヒットとなり、年商 131 億円の会社をつくり上げる。
「青汁王子」の異名を取り、メディアでもてはやされた。
現在は、若手経営者へ多岐にわたる事業支援を精力的に行う実業家として活躍。

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  • 三崎 優太
  • 2020.10.09